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リサーチのプロとして長いこと歩んできた今泉大輔です。ChatGPT出現以降、Facebookで「ChatGPTとMidjourneyのビジネス活用を探って行く勉強会」を立ち上げ、「ビジネスパーソンにとってのAI」の観点で米国情報を収集して来ました。知的アウトプットの質と量を向上させるプロンプトの開発にも取り組んでいます。

[メモ] イスラム圏への食品輸出に欠かせないハラル認証

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今朝の日経朝刊一面「アジアパワー」でハラル認証について触れていました。イスラム圏では、ハラルの決まり事に則って調理された食品でないとイスラム教徒は口に入れることができません。マレーシア政府では、ハラルの決まり事を遵守して製造された食品や化粧品などを、公の制度として認証するハラル認証の制度を設けています。また、外国企業などがそのエリアに入居すると、ハラル認証を得た企業同士で、最終生産物のハラル認証が得やすい工業団地を用意しているとのことです。食品のハラル認証を得るには、物流などでもハラル認証を得た環境でないとダメとのことで、関連企業同士が連携する必要があるようです。

これらは私が2009年4月にたまたま観ていたJETROの広報番組から得られた知識。その時のメモをまとめた投稿が以下にあります。
また、元となったJETROの広報番組ビデオへのリンクも末尾にあります。

ハラル認証取得でアクセス可能になる18億人の中間層市場

対象市場は大きいですからね。日経記事にもありましたが、16億人規模(一部資料では18億)とされるイスラム圏のうち、10億人はアジアに住んでいます。

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