メモ: 高齢者の急増で居酒屋業界が潰れる?!
少子高齢化が進む日本では、投資の重要性がより増してくるという視点で、ある調べものをしているのですが、その過程で興味深い投稿を見つけました。
株式投資と市場研究の兜町通信 鈴田孝史:
高齢者の急増で居酒屋業界が潰れる?!
-Quote-
居酒屋とは、なんだろうか、そして、一体、何を売っているのだろうか。
そんな疑問を感じて、何日間かをかけて、いくつもの居酒屋を梯子してきた。先にも触れた、団塊世代のリストラ3人組の開いた居酒屋が、半年間で店じまいとなり、「居酒屋って、何」と、その感を強くしたからだ。
中略
当然ながら、高齢者は、酒量もつまみの量も少ない。それは、自然の摂理であり仕方がない。年々、飲食に対する「飽和点」が低下してくる。
だが、それは、年々、客単価が低下していくということでもある。
しかも、談笑するのが主目的だから、滞留時間が長い。常連客となり、仲間が増えるほどに、どんどんと「長居酒屋」となってしまうのだ。そのような常連客が増えれば増えるほど、売り上げは伸びず、逆に若い有望顧客を失っていく。
-Unquote-
上の引用だけでなく、全部をお読みになることをお勧めします。この投稿は何が悪い何がいいと主張しているのではありません。高齢化社会がもたらす経済的なインパクトはこのような形で表われる、という現実を見つめているのです。
商売人の自分としては、マーケティングのミスマッチをここに見て、なんだそのミスマッチを埋めていけば膨大なビジネスチャンスがあるではないか…となるのですが。ものすごく大きな市場が見えませんか?ITを活用する余地もたくさんありそうですね。