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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

未読の誤謬の告知の記述

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今日の日経金融一面でWeb2.0が取り上げられていました。ああいうのに載ると、上の方々も「ほぉ」と騒ぎ始めるのでまずはよいことです。中身は大したことなくて(失礼)、オルタナティブブログを読んでいらっしゃる方々なら常識中の常識がさらさらと書いてあるだけでした。

さて昨日家に帰って、昨日のブログで触れた「価値共創の未来へ」(ランダムハウス講談社)と「The Future of Competition」の2冊を取り出してテーブルに並べてみたところ、なんと!この2冊は同じ本だったんですね。「価値共創の未来へ」のタイトルの脇に「The Future of Competition」が躍っているではありませんか。ばかですねぇ。自分で勝手に前者が予告編で後者が本編と思い込み、アマゾンで2冊注文してしまっておりました。ということで訂正します。
「The Future of Competition: Co-Creating Unique Value With Customers」は原書、「価値共創の未来へ―顧客と企業のCo‐Creation」はその訳書であります。

内容をざっと見たところでは、現在の日本のわれわれがリアルタイム感をもって読めますね(原著の刊行は2004年2月)。ブログに関する言及などもあるということもありますが、Web2.0というものを知って、企業活動全般を眺め直した時に見えてくる新しい方向性をすっきりと整理してくれている印象があります。
日本での刊行当初(2004年10月)はさほど話題にならなかったようですが、いま読むとガツンとくると思います。どうも、Web2.0的な姿勢をリアルな企業活動で応用するにはどうすればいいか、ということが書いてありそうな雰囲気。

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