10年間を振り返るシリーズ最終回です
★10年を振り返るシリーズはこれにていったん終了とします。また10年後に何を思っているのかが楽しみです。今朝は、創立後10年、社会人になって24年経った今、自分が「そういうことなのだな」と思っていることを羅列してみます。折を見て、それぞれについての深堀りもしていきたいです。
==仕事の手法について==
■チームで仕事をする楽しさ:ともに困難を乗り越えたときの喜び
■朝の時間の重要性:24時間を最適化する
■迷った時にはあえて決断を出さないこともあり:自然解決を待つ勇気
■失敗しながらも進むしかない:批評家ではなく自分の体験を楽しむ
■記憶よりも記録:ドキュメンテーションには必ず報われる
■会話の威力:話しかけることで瞬時に氷解するしこり
■嫌な事実は感情抜きで淡々と受け入れる:そこから考え直す
==事業開発について==
■品質は創り込める:チームで創り込むとさらにやりがいがある
■開発は、買ってもらう、使ってもらう、喜んでもらってナンボのもの
■マーケティングは製品開発の一部:企画・開発・建てつけ・修正するもの
■お客さまは選べる:こびるとこびることが求められ続ける
■一挙に凄くなる迷信は間違い:膨大な頭脳力の蓄積量が事業を凄くする
■自分たちで工夫して何とか実現するのが最初:何をアウトソースするか
==人の心理状況について==
■人はだませない:うまく丸めこんだなんてことはない
■自分はもっとだませない:3年後の自分が見つめる今の自分を想像する
■人は弱い:低い方に流れるのが自然則
■自分はもっと弱い:負け癖の怖さ
■人は万華鏡のように毎瞬変わっている:一定と思う間違い
■弱さを克服するには習慣にしてしまうのが一番楽:習慣は積み重なる
■心のバイアスを修正する:してくれなかった、迷惑かけられた
■一生懸命仕事することが馬鹿臭くなってしまう:そうならないための理念
■心に生まれる毒素を知る:嫌な感情に冷静さを失わない
■リーダーはどのレベルにいてもリーダー:組織を巻き込む力
==失敗について==
■取り返せない失言:謝るしかない
■手抜きは3年以内に自分に返ってくる:みごとにそうなっています
■思いは現実化している:時間のトリックに心が折れることが多い
■謙虚と遠慮のはき違い:遠慮していることを謙虚と思ってしまう
■任せきりと権限委譲のはき違い:任せるとべったり頼るのは権限移譲ではない
■信頼を失うのは簡単:取り返すには実績で示すしかない
==謙虚さの強さ==
■とんでもなく多くの人に助けられている:自分の力はほんの一部
■仲間を徹底的に信じる:信じることで救われる
■自分の羅針盤を信じてあげる勇気:心のなかの正義感
■人のアイディアを拝借して自分流でやってみる:素直に真似る謙虚さ
■誠意のパワー:相手の視線になることが誠意へのヒント
■類は類を呼ぶ:心の悪い面には悪い友、心のいい面にはいい友
■関連記事
創立10周年を迎えることができました(1)
■東レのベンチャー支援制度を利用した立ち上げ
■当初のビジネスモデル
■当初のビジネスモデルの失敗
■受託時代
創立10周年を迎えることができました(2)
■やはり自社製品にもう一度チャレンジしよう、B2Bで
■「自社製品開発はラストチャンス」の思いで「カチャットサーバー」が誕生
■最初のお客様たち
■3ヶ所で同時に火を噴く
創立10周年を迎えることができました(3)
■相次ぐ品質トラブル
■製品を集中して陣容を縮小して続ける
■スパゲティプログラム
創立10周年を迎えることができました(4)
■開発体制のリストラ
■お客様要望をどの順番でかなえていくのがいいか
■二人三脚での爆発的改善
■天才とはモチベーション高く努力が継続できる人
伊藤忠関連のベンチャーだったらこの会社はすでに畳んでいます
■冷静な第三者意見を聞く
『現預金デスバレー』25日から月末までの二度としたくない恐怖体験
■「グリ表」ってご存知ですか?「繰り表」って書きます
■製品がよくなり始めたときに資金繰り地獄がやってくる皮肉
■捨てる神あれば拾う神あり
『楽観的でマゾ』創業経営者の大切な資質かも知れません
■悲壮感は少ない本人
■プラスマイナスゼロ、でもぎりぎりプラス
■類は友を呼ぶ
ブログ毎日発行を禊(みそぎ)にしていないだろうか:【朝メール】にも弊害がありました
■終わりのない緊急体制でメンバーたちはパンチドランカー
■【朝メール】の弊害
■個人面談(TMC)の始まり
カスタマイズ無しでお客様要望に応えられる製品ができた背景
■もっと売れてくれていいはずなんだけどなぁ…
■二人三脚開発から全体開発への脱皮
■QIM (Quality Improvement Meeting)
ベンチマーク:旧来顧客に新顧客候補へのトラブルを説明してもらうということ
■戻ってくるお客様
■ベンチマークという言葉
ソフトウェア販売において大手流通とお付き合いするということ
■流通とお付き合いするのか否か
■ひたすら続く標準化とドキュメンテーション化
ベンチャー企業における人材拡大採用実例
■陣容の拡大
■引越し
『社長が誰よりも早く出社して掃除をする』チョー精神論の実現
■汚すのは不可逆反応
■ルンバ君というお掃除屋さん
孫社長が「CACHATTOで対応済みです」と言ってくれるまで
■iPhone対応
■日本初のThin Client (シンクライアント) 型iPhone用ビジネスアプリ
■ソフトバンクサミット
連日3-4件の無償新規導入に会社が堪えられるのか
■iPhone無償貸与キャンペーンのインパクト
■連日3-4件の無償新規導入に堪えられるのか
■トラブルを肯定的にとらえる
■チームで技術を蓄積する
リーマンショック以降の不況が味方してくれたわけ
■リーマンショックによる新規案件総崩れ
■不況時でも伸びている会社がある
■営業現場担当者が導入コンサルタント
撤退の仕方:docomoに学んだお客様優先の経営方針
■モバイルアクセスで相次ぐ撤退
■ドコモとしてのプライオリティはお客さま優先
■ドコモの方針に共感し対応する
売ってもらうマーケティング:教育講座の建てつけ
■教育講座を作ることにしたきっかけ
■緻密に製品仕様を説明する
事業を劇的に改善してくれた理想組織のためのツールとシステム
■健全なビジネスは健全な理想組織から生み出される
■理想組織への道中に生まれてきたツールたち