【大阪関西万博】1日しかないなら「コネクティングゾーン」を集中的に攻めるのがおすすめ
↑画像はMidjourneyが生成した架空の大阪関西万博の会場
ChatGPTディープリサーチが調べた「感激した!パビリオン」ベスト5
カミさんと「大阪関西万博に来週行こう!」ということになって、「感激した!」というコメントの多いパビリオン・ベスト30をChatGPT Deep Researchに探させてみました。以下はベスト5。
第1位:フランス館
第2位:イタリア館
第3位:大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn
第4位:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
第5位:サウジアラビア館
それぞれSNSやブログの「感激した!」コメントも拾われていて、すごく良いプレリサーチになったと思っておりました。
ところが...。
買えた入場チケットはその日の12時からしか入場できない
大阪関西万博の公式サイトである日の入場チケットを買ったところ、その日朝イチ9時から入場する枠はいっぱい。10時もいっぱいになっていて、「では11時を...」と思って予約を入れようとした所、間髪の差でいっぱいになってしまいました。その日は12時から入場することになってしまいました。午前中はパア。
ちなみに翌日も頑張って買ってみましたが、取れたのは11時の入場枠でした。
得られた教訓は、「来週大阪関西万博に行こう!」というノリで行けるものではないということでした。色々な人のコメントを調べてみると、3ヶ月前に入場チケットを購入するぐらいでないとダメだそうです。
無計画の旅行が好きで2018年に海外をうろついた時もその日にロンドンに行こう!と決めて翌日のエアチケットを購入し、宿を予約して動くというパターンだったので、予約が多い大阪関西万博では知恵を絞らないといけません。
入場チケットで確定した日時に紐づいたパビリオン予約ができる
入場チケットを買ってわかったのは、評判の良いパビリオンはほとんどが予約制であり、チケットを買ったその日のパビリオン予約権が得られるということです。
X月Y日Z時の入場チケットがある → Z時以降の各パビリオンの予約ができる仕組みになっています。
複数の予約枠が設定されているのですが、それについては様々な方が解説されていますから、そちらをご覧下さい。
KKday:【2025】大阪万博パビリオンの予約方法を徹底ガイド!事前予約でスムーズに楽しもう
予約できるパビリオンが1つもないことがわかる
で、人気の高いフランス館やクウェート館を予約しようとしたところ、全部バツ。それだけでなく日本館や多彩な人がプロデュースしているシグネチャー館、企業のパビリオンも全部バツ。予約できるパビリオンが1つもないことがわかりました。
このパブリオン予約不可能性についても様々な方がすでに書いていらっしゃるので、そちらをお読み下さい。
65点の暮らし方:【関西万博】パビリオン予約、取れない〜!深夜の戦いの記録...涙
ブログやSNSで探すとパビリオンの予約付可能性について言及している投稿は無数に見つかります。
発想を変えて「予約なしで徹底的に楽しむ大阪関西万博!」で行く
そこで発想を変えました。その日と翌日に行くことにはしている。宿も取っている。予約がなくても楽しめる方法は沢山あるのではないか?その路線でプレリサーチをしたところ、複数の楽しみ方が見つかりました。
第一は、予約がなくても入ることができるパビリオンを検索で探し出すということ。ChatGPTやGeminiのDeep Researchを使ってもかなり見つかります。
第二は、飲食主体に切り替えること。評判の良いレストランに関する投稿も無数に見つかります。プレリサーチで目指す飲食店を特定していくと会場内で無駄に動かずに済みます。海外パビリオンの中には予約して入る館内とは別に外から入ることができるレストランを併設しているところも複数あります。つまり予約がなくてもレストランは楽しめる訳です。そういう所も検索で見つかります。
また、フードコートが複数あります。調べていくとどこも楽しそうです。各国料理が楽しめるフードコートも2つぐらいあります。
第三は、夕方から夜にかけて風景やショーを楽しむ方向に切り替えるということ。夜間専用の安価なチケットがあるのでそれを利用します。大リングから見る夕焼けは壮大な美しさのようですし、光の噴水ショーも見ものらしいです(予約なしでも横から見て楽しいそうです)。パビリオンの予約も当日予約で行ける場合が多そうです。
1日しかないなら「コネクティングゾーン」を集中的に攻めるのがおすすめ
予約なしでも楽しめる海外パビリオンや、予約なしでも利用できるレストランやフードコートの情報をプレリサーチしているうちにだんだんとわかってきた秘策があります。
大阪関西万博を1日だけで満喫したいという場合。かつ、予約なしで徹底的に楽しみたいという場合。コネクティングゾーン、セービングゾーン、エンパワーリングゾーンなどのゾーンが6つあるうちの「コネクティングゾーン」を集中的に攻めるのです。
コネクティングゾーンにどういうパビリオンがあるのかは、読売新聞が作っているページがわかりやすいです。
読売新聞:大阪関西万博 - パビリオン(各パビリオンの総合案内)
ここで、コネクティングゾーンには以下のような主なパビリオンがあることがわかります。
C03ドイツ
C04大韓民国
C05コモンズF館(アルメニア、カザフスタン、ブルネイ)
C11トルコ
C12タイ
C13スペイン
C14サウジアラビア
C15オーストラリア
C16インドネシア
C17インド
C18ウズベキスタン
C22エジプト
C23コモンズB館(エチオピア、カーボベルデ、ガイアナ、ガンビア、コートジボアール、ザンビア、シエラレオネ、ジプチ、ジャマイカ、ジンバブエ、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ソマリア、タンザニア、チャド、中央アフリカ、ツバル、ドミニカ共和国、ナウル、ハイチ、パラグアイ、東ティモール、フィジー、ベナン、ミクロネシア、モーリタニア、レソト)
この中から自分が興味を持っているパビリオンを選び、それをGoogle検索にかけます。するとほぼ必ずそこのパビリオンに予約が必要かどうかについて言及しているブログやSNS投稿が見つかります。それでチェックできます。
私が見つけたのは予約なしで楽しめるタイパビリオンです。ここにはタイ料理が楽しめるレストランもあります。
ちなみに多くの人が言及していることですが、コモンズ館のAからFまでは予約なしでOKで、いざという時「コモンズ館に行けば必ず中を見られる」と当てにできます。
コネクティングゾーンのすぐ上(北)のリングの外側には、リングサイドマーケットプレイス西とリングサイドマーケットプレイス東というフードコートの集積ゾーンがあります。ここは狙い目だと思います。
大阪フードが楽しめるフードコート(リングサイドマーケットプレイス西)や韓国、ベトナム、ドイツ、トルコなどの料理が楽しめるところもあります(リングサイドマーケットプレイス東)。
結果、コネクティングゾーンとその上のリングサイドマーケットプレイス西とリングサイドマーケットプレイス東を集中的に攻めると、1日の歩行距離が少なくて済みます。無駄に歩きたくない...という人にはおすすめです。