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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

【大阪関西万博】テーマパーク値段/量の食事&ビール避けるなら"大阪港"駅に行き→海遊館のフードコートで大正解!

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大阪関西万博の取材目的で2日間、あちこち回ってきました。

アメリカ館は東ゲート9時会場待ちの先頭確保して会場後ダッシュで入館。でなければ2〜3時間待ち

東ゲートから入場してすぐの所にあるフランス館とアメリカ館。どちらも予約なしで入ることができるのですが、ものすごい行列でした。ざっと3000人規模。特にアメリカ館の方は待ち時間2時間ではきかない、3時間は覚悟しなければ...といった感じでした。待つのが嫌な人は朝9時から入場できるチケットを確保して(つまりその日の入場チケット購入者が少ない日の入場チケットを購入→即入場時間9時をゲット)、その日に朝8時前には東ゲート前に並び、9時会場の後は即ダッシュでアメリカ館の列先頭を確保する...というパターンでやるしかないということになります。(アメリカ館は予約できないので先着順=並ぶ必要がある)

コモンズ館は原則待たなくても入れるが待ち行列ができる日もある

人気のあるパビリオンでは、1)予約制を取っている所では予約があるならばスムーズに入れる、2)予約がなくても並べば入れるパビリオンがあるケースで、後者の行列は1時間待ちではまだ良い方。2時間待ち覚悟が当たり前という感じです。

そこで、行列に並ぶのが嫌な人はどうすればいいのか?という切実な問題が立ちはだかります。

回答から記すと次のようになります。

1)マイナーなパビリオンをしらみつぶしに探す→そのパビリオンの前に行ってみて行列の多い少ないを目視で判断。「ああ、このぐらいの列なら並んでもいいな」と思ったら並ぶ。だいたい20分〜40分程度で入れる。

2)原則として並ばなくても良い「コモンズ館」を集中的に攻める。コモンズ館は10〜20の国々が共同で出展している建物で、わかりやすく言えば学園祭のごちゃごちゃ賑やかな感じのパビリオンです。コモンズAからコモンズFまであります。入居の顔ぶれはネットで確かめられます。けれどもコモンズ館の人気も高くなっているようで、一度コモンズAにも待ち行列ができているのをみました。

コネクティングゾーン上のリングサイドマーケットプレイス東と西のフードコートは並ばずに食べられる

人気のパビリオンはこのような形で行列を覚悟する必要があるのですが、ではご飯はどうか?です。

回答から先に記すなら、公式マップの上の方にあるコネクティングゾーンから大リングの外に出た所にある左側のリングサイドマーケットプレイス東と呼ばれる地区。そこにあるフードコート大阪のれんめぐり〜食と祭EXPO〜。

それからコネクティングゾーンから大リングの外に出た所にある右側のリングサイドマーケットプレイス西にあるサイゴン屋台などの各国料理ブース。韓国料理、インド料理、トルコ料理などがあります。

このいずれかのフードコート内ブースを目指すと並ばずに食べられます。フードコートのテーブル&椅子もゆったりとした設計で、狭い所にぎゅうぎゅう詰めで食べさせられる感じはありません。雨をしのげる大きな傘もかかっています。

私たちもここでベトナムのビール333を飲み、インドのタンドリーチキンと生ビールのセットやサモサと生ビールのセットを頼んだりしました。うまかったです。個人的にはインドブースのサモサの本格ぶりには参りました。

しかしここでも課題が立ちはだかりますw。値段は覚悟しなくてもわかるテーマパーク値段で街中のベトナム料理屋やインドレストランの値段の2倍ぐらい。ビールもそれぐらい。

ここで「大阪関西万博なんだからテーマパーク値段のフードとビールでよかよか」と納得してしまうか、「いや、オレは主義として安くてうまいものを探すんだ!」と意気込むか。

この投稿は後者の方のために書かれています。前置きが長くなってすみません。

結論から言います。「安くてうまいもの」は、東ゲートからいったん退場して(再入場できる仕組みがあります)、夢洲駅から2駅戻り「大阪港」駅で下車。そこから水族館やフードコートやショッピング街が複合した施設「海遊館」を目指して5分間歩き、海遊館の中に入ると「そこにあります」。しかも「沢山」。

これは私たちも初めて見て感激しました。巨大フードコートであり、かつ、その中には昭和世代を狂喜乱舞させる企画フードコート「昭和の街並み・なにわ食いしんぼ横丁」があります!ここは小規模とは言え一角が立派なテーマパークです。昭和時代の大阪のうまいものを食べてみたいのなら嬉しくなる10前後の飲食店が並んでいます。

そこで私が選んだのは「いか焼き」。大阪のソウルフードです。いか焼き発祥の店だと言う「桃谷いかやき屋」の4点セットを選びました。

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3点セットを2人分下さいと言ったら、焼き職人も兼ねているおばちゃんから「多い多い」と言われてしまいました。そこで2人用として4点豪華セットを注文。しばらくして焼き上がったのをおばちゃんが、「こうやってこうやって食べる」と食べ方を指南してくれました。2010年頃に阪神梅田本店地下で食べたいか焼きの記憶がうっすらと蘇ってきました。縦型の、メキシコ系ファーストフードの"ラップ"に近い感じのパッケージです。

うまい!うまい!粉が絶妙なブレンドです。トルティーヤに近いモチモチした生地。それにいかや明太などの具が巻かれ、もうひたすらうまい。

と「いか焼き」に着目してしまった私たちでしたが、ここのフードコートはフードコート本体がしっかりとした規模感があり、座れるテーブル&椅子が膨大にあって、フードコートとして完成しています。おまけに大阪港の海が見られる一角もあり、その日はノルウェーの大型客船が停泊していました。

ということで大阪関西万博のフードやビールの「うまい!けれども安くはない!」を避けたい人は、大阪港駅まで戻って少し歩いて海遊館の中のフードコートを攻めてみることをおすすめします。

体感1時間強の食事となります。移動と食を合わせて。

大阪港駅を出てすぐの飲食店街も組み合わせれば、ディナーにも使えます。

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