ピーポーズの新コンテンツ増強中
先日の投稿でも少し触れましたが、ピーポーズのサイト内容を刷新しました。
コンテンツが少しできあがってきましたので、簡単にご説明します。
(なお、従来から提供してきた[pepoz]ライブショウ、[メルPEPO]改め検索の達人は、これまで通りご利用いただけます。)
個人的に関川夏央は非常に好きな文筆家です。練り上げたよい文章を書きますね。二葉亭四迷がタイトルとなっているものの、その実、明治期の文人群全般に光を当てた好著「二葉亭四迷の明治四十一年」がすごくよかったです。個人的には、軟弱な印象のある二葉亭四迷のキャラに抵抗感がありましたが、最後まで読み進めるとそれもきれいさっぱりと洗われました。
なかで、樋口一葉と彼女を取り巻いていた文人たちにかなりのページが割かれています。ここから浮かび上がってくる一葉の人となりが実にいい。惚れ惚れします。日記など彼女の筆になるものを取り寄せている最中ですが、当面浸ってみたい感じです。
一葉関連の住居などが本郷地区に残っているので、先日土曜日に出かけて、この目で見てきました。上のコンテンツに掲げた写真にある路地は最高でした。
旅のテーマ:「ぶらりあるき サンティアゴ巡礼の旅」安田知子著(1)
サンチャゴ巡礼に興味を持っています。関連書籍を買い込んであちこち読んでいますが、結局、巡礼というのは物見遊山的な観光の要素と、まぁ求道というか自らの精神を深める旅というか、その関連の要素とを併せ持つ、非常に魅力たっぷりの経験のようです。以前、日経夕刊で日経の編集委員の方が実際に自分で歩いてルポを書いていらっしゃいましたが、あれを読んで以来、興味を持ち続けています。
その延長で、上のようなコンテンツができあがっている次第。サンチャゴ関連は気長にコンテンツを加えていきたいと思います。
以下もその一環。
サンチャゴ巡礼の帆立貝についてのメモ:「街道をゆく 南蛮のみちⅠ」司馬遼太郎著
気ままな一人旅に出てみるか:「定年バックパッカー読本」大嶋まさひろ著(1)
「定年バックパッカー」という考え方があることを知り、取り寄せたのが上の本。
何を隠そう今泉も浩宮様と同じ年の生まれなので、年齢的には大台に乗り○○歳。考えてみると、中高生の頃から、上の世代(いわゆる団塊の世代)のやっていることを見て育ってきているし、彼らの行動の影響をかなり強く受けています。
例えば、高校の頃、ほぼ毎日ジャズ喫茶に通っていましたが、このジャズ喫茶という特殊なカルチャーもその世代の方が形作ったものですよね。
それからバックパッカー旅行。私が最初に行ったのは1980年で、まだ黎明期だったですが、道筋を作ったのは上の世代の人たち。そんなこんなで、年齢的にも大台に乗ったこともあり、青年期から慣れ親しんだ上の世代の方々の価値観や楽しみごとを、ピーポーズのサービスに取り入れて、うまくパッケージングしてお届けしたいと考えているところです。
という流れで目に飛び込んできたのが「定年バックパッカー」ということなのです。上のコンテンツではこれまでに読んだバックパッカー系書籍を簡単に振り返っています。いっぱいありました。
最後は、ピーポーズがご提供する美味経験イベント第1弾。著書多数、「鉄なべごはん会」でも有名なみなくちなほこさんを講師にお招きして行う、「みなくちなほこ」さんと作る鉄鍋料理の会+鎌倉散策のご案内。
石井君が奮闘してくれてみなくちさんのご協力をいただけるようになり、なかなかいい感じで進んでおります。