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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

バンコク5泊7日シンガポール航空指定5万円台+ホアヒンハイアット+A380旅行のメモ(1)

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月に1本も書かないヒトになりつつありますが…。すみません。
先日2年ぶりに夏休みをもらってタイに行ってきたので、その関連で特に使いでのある情報などをシェアさせていただきたいと思います。

▼格安パックをうまく使う
今回はIACEという旅行代理店が出している「シンガポール航空指定バンコク5泊7日」というパックを使いました。当然出発日によって価格が違うわけですが、7月30日だと1人5万円強だったので迷わずこれにしました。ウチの息子もでかくなってきたので飛行機に乗ると1人分取られます。価格が安いにこしたことはありません。一式5万強とは言えシンガポール航空指定。これは買いでしょう。後述するように帰りの便ではA380に乗ることもできました。
このパックはバンコク市内のホテル7つから選ぶことができます。今回は以下で記すホアヒンに陸路移動する目論見があったので、ホアランポーン駅に近いバンコクセンターホテルを選びました。ネットの評価ではあまりよくないというものが多かったですが、価格見合いで割り切って使うとすごく良心的なホテルだと思います。
で、このバンコクセンターホテル5泊のうち2~3泊を捨てて(言葉は悪いですが)、ホアヒンの海辺で過ごそうというのがほんとの狙いです。
http://www.iace.co.jp/

▼タイのリゾートホテルが安い
ネットでタイの旅行関連の情報をあさると、バンコクから鉄道でホアヒンに移動したよという報告がいくつか見つかります。以前、タイ旅行記の名著「タイ鉄道旅行」を何度も読み返していたことがあり、一度は鉄道に乗ってみたかった。ということでこのコースを採用。
ホアヒンのホテルを色々探すと、ヒルトン、マリオット、デュシタニあたりでも1泊150ドル程度。200ドルを超えるものはあまりありません。4歳の息子がいるので子供用プールがきちんとあるものがよいということで、ハイアットリージェンシーホアヒンに決めました。4歳時を添い寝扱いにして、朝食をつけて、1部屋140ドル。3泊することにして420ドルでした。激安ですね。
タイは最近の空港のストなどの影響で海外旅行者の集まりが悪いようで、ホアヒンに限らず安めの設定にしているようです。
実際に行ってみると、ハイアットリージェンシーだけあって(以前にサンフランシスコで経験あり)、それなりのレベル感はあるし、室内も快適だし、従業員の人たちもホスピタリティ満点だし、言うことなしでした。朝食のビュッフェもなかなかよかった。

▼バンコク市内の移動
20代30代の頃はよくバンコク、サムイ、プーケットなどに行っていました。今回のタイは8年9年ぶり、バンコクについては十数年ぶりです。当然スカイトレインや地下鉄も見るのも乗るのも初めて。前後1日ずつバンコクにいた間、色々と乗り継いでマーブンクロンやシーロムなどに行ってみました。
結論から言うと、頭数が3人いればメーター式タクシーでの移動とこれら両公共交通を使った移動とでコストがほとんど変わらないということが後でわかり、最後の日は迷わずタクシーにしてました。
往年の交通渋滞が緩和されたのは何より。それでも朝と夕方はかなり渋滞してます。

▼トゥクトゥクにハメられた
以前の経験則では、トゥクトゥクもタクシーも値段を交渉して値切って乗るものでした。これはタイに行き慣れていると相場もわかるしコツもわかって有効ですが、バンコク十数年ぶりというと素人同然。実際に今回はホテル前でつかまえたトゥクトゥクの兄ちゃんに軽くハメられてしまいました。簡単に経緯を書くと、
 1)われわれはチャイナタウンで屋台が密集しているプレンナームに行きたかった。スペルも確かめてメモを提示し、地図も示して、50バーツということで折り合って乗った。(以前に何度か来ていた時の土地勘でバンコクセンターホテルからチャイナタウンまではさほど遠くないという感覚はあり)
 2)兄ちゃんは盛んにシーフードの話をし、辛い辛いと日本語を連発して、楽しそうにわれわれを運んで行く
 3)自分としてはだんたんチャイナタウンから遠ざかっているように感じる
 4)途中で「おまえほんとにプレンナームに行くつもりか」と聞くが、兄ちゃんは「チャイナタウン」「シーフード」「辛い辛い」を連発して楽しそうに運転している
 5)ロシア大使館の建物が見えて不安になる。絶対チャイナタウンではないので(あとで地図で確かめるとシーロムのはずれ)
 6)泊ったところが郊外風エリアにあるシーフードレストランの前
 7)こういう時はとにかく意思表示をすることが肝要なので、実際に怒って見せて、さっさとトゥクトゥクを降りて(とはいっても妻子はまごまごしてたが)、「おまえ話が違うだろ」とその場を離れた。もちろんお金は払わない。
 8)その場で拾えるタクシーを拾って、チャイナタウンのプレンナームを再び目指した。そのタクシーもまたメーターが壊れており、交渉して150バーツで決まり。運転手が言うには渋滞の時刻なので150バーツ欲しいとのこと。こちらもそんなに値切るつもりはなく、とにかく着いてくれればいいという気持ち。(結果的にメータータクシーならその半分以下で移動できる距離であることが後で判明)
 9)プレンナームらしき場所に着いたものの、事前に下見していた場所ではなく、夕方のごった返しの中を4歳児の息子とヘトヘト感ある妻と「オレというものが、トゥクトゥクにハメられちゃったよ」感のある自分とが右往左往しながら、ようやく屋台集積地に到着。

という風なことがあり、交渉式のトゥクトゥクおよびタクシーではもう無理な世代になっていることを実感しましたです。幼児がいる状況で若い頃の東南アジアの旅行の楽しみを再現しようというのは無謀ですね。

▼メータータクシーの乗り方
バンコク市内のメータータクシーをつかまえるのは、コツがわかりさえすれば簡単。METERの看板が屋根に乗っているタクシーをつかまえて「メーターか?」と2度ほど確認し、場所を行って(地図を見せて)、オーケーとなれば乗る。ただそれだけです。スカイトレインや地下鉄では1人16~20バーツ。スカイトレインはやや高め。こちらは子ども料金の設定はありません。両方を乗り継いで移動すると100バーツ前後になってしまいます。メータータクシーは35バーツから始まって、かなり乗ったと思っても70バーツぐらい。公共交通3人分よりも安く済むことが多いと思います。
とはいえ、メーター式の場合は運転手さんも良心的にやっているので20バーツぐらいのチップは出したいところです。

続く。

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