ChromeブラウザのGmail画面に組み込まれたGeminiのAI機能はどこまで使えるのか?
Geminiの新版が持っている多種多様な機能が様々な人達によって"発見"され、それの報告がXで相次いでいます。(AI関連のフレッシュな情報はまずXで流れます。キーパーソンをフォローするには、Xと直結しているAIであるGrokに「AI関連の情報収集に便利なフォローすべき人10名を推薦して下さい...などと人選をお願いすると良いです。米国人でも日本人でも指定すれば推薦してくれます)
ちなみにAIの最新情報の網羅性とスピードという点ではダントツの位置にある「チャエン」氏によると、ツールとしてのAIはChatGPTなんかも選択肢に含めた中で「Google AI Studio」一択だそうです。全部載せでこれだけあれば間に合うとのこと。この弊投稿でお見せしたGeminiによる動画解析などもGoogle AI Studioに含まれています。
さて、Chromeブラウザに統合されたGeminiでもって、Gmailを使っている時にGmailの中身を読んで返答する機能があるという投稿を最近見ました。そこで私もChromeのGmail画面で試してみました。以下のスクショの星印がGeminiを呼び出すボタン。
自分がブクマ代わりに自分に飛ばした未読メールはさっと出した
私はスマホで読む記事のブクマをするのに、都度その記事を自分宛メールで飛ばすということをしています。すぐに未読だらけの状態になるのですが、それでもその記事を見失うよりはマシです。
この自分が自分に宛てたメール(AIなどの記事のリンクとタイトル)を、Chromeに内蔵されている状態になったGeminiにプロンプトで尋ねると、さっとメール画面に出してくれました。
「私が私に送信した未読のメールをリスト化して下さい」というプロンプトを使いました。
これ、便利です。PCで記事を読んでいる時には昔から使っているはてなブックマークを使いますが、スマホで記事を読んでいる時には不便です(たぶんNotionを使えばなんとかなる...ということはわかります。しかしNotionを使うまでが面倒なのでそこまでは手が出せていません)。そこでスマホで読んだ記事を都度メールで私自身に飛ばすのですがそのメールが様々なメールに埋もれてしまい事後的な活用ができていませんでした。そこで今回のGeminiです。
送受信メール全体がデータベースになるような使い方はできない
少し試してわかったのですが、Chromeに付録的に付いているGeminiとして、Geminiに質問したい一般質問を行うAIとしても使えます。これはこれで良いとして。
肝心の受信済みメール、送信済みメールについての高度な検索機能は...。ちょっと高度な質問をするとエラーになるようです。検索条件が込み入っているリクエストはまだNGのよう。
Gmailの検索窓で自分が検索するレベルの検索をGeminiに自然文でリクエストすると、これは機能します。
例えば、最近受信や送信をしている、ある特定の企業様に関連したメールをさっと出す...といった使い方です。その企業の固有名詞をプロンプトに含んでリクエストします。これだけでもかなり便利な感じがします。
試しにやってみて、使えるケースと使えないケースがあることがだんだんわかってきました。
送受信メール全体をデータベースとして高度な検索をかける...までは行かないようです。
しかしAIの機能は日々進化していますから、しばらくすれば人間がGmailで必要とする機能は全てカバーされるようになるでしょう。
【広告】

Kindle新刊:
『予約なし&並ばない主義!大阪関西万博ガイド』
Googleマップ連動で迷わず移動。トイレ・パビリオンの場所が一発表示。
暑さ・混雑・行列待ち対策も万全、スマホ特化型の最強ガイド!
大阪フード&ビールをたらふく楽しめる穴場もわかる!