ゆるいのに痛みがある部分入れ歯の、痛みを取り除いてから金属バネを締める治療を行ないました

杉並区西荻窪で入れ歯治療を数多く手がける

いとう歯科医院の伊藤高史です。

「健康診断だからと思って、無料だから気軽に行ったんですけどねえ」

苦虫を噛み潰したような表情でそう語るのは、７０代女性のＳさん。
区民健診で近所の歯科医院を受診した時の出来事です。

その歯科医院で部分入れ歯の歯茎と入れ歯が接する面（床）に何かを貼り付けられたそうです。それ以来、入れ歯が痛くなってしまったとのこと。
これまで痛くもなかったのに、歯科医が何かしたせいで痛くなった...。

よくあるトラブルです。

貼り付けられていたのは、歯科専用の入れ歯安定剤、ティッシュコンディショナーでした。しかし、床が不適合でもないのに貼られたため、歯茎を傷つけていました。

そこで今回は余計なティッシュコンディショナーを削り取って除去。あとは入れ歯の緩さの原因である「部分入れ歯を健康な歯で維持するための金属バネ」を専用のプライヤーで締めました。

「あっ、ピッタリしました。いやー、良かったわ！」

再び入れ歯が緩くなったら、また締めれば良いことを説明して治療終了。Ｓさんは笑顔で帰られました。

今回行なったＳさんの部分入れ歯の金属バネを締める治療は通院回数１回、保険適用で約1,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。

https://www.ireba-ito.com/→いとう歯科医院