やっぱりおもしろい人はまだまだ唸るほどいる
標題、当たり前のことですが…。
1年前ぐらいからおもしろい人探しを続けています。ネットで調べ物をしている途中で偶然見つけた「おぉこの人すげー」という人をブックマークしているだけなんですが。
ブログ限界論を語っている諸君。世の中にはおもしろいブログを書いている人がゴマンといるのです。
以前に触れたDJ19さんもすごい。自分の本業の音楽ネタをあまり出さずにこれだけおもしろいというのも、やはり才能なんでしょうか。食べ物がね、うまそうなんですよ。
日経レストランのサイトに行ってみると、すごい書き手が鈴なりになっています(という書き方はやや不適切。たくさんいらっしゃいますというのが正しい)。編集長・遠山敏之氏の「編集長の机から」もおもしろいけれど、食ジャーナリストの大御所・君島佐和子氏のブログも迫力ありますねー。取り上げている店全部に行ってみたいです。東京カリ~番長・水野仁輔氏も相変わらずの健筆ぶり。
先日株式公開を果たしたZOZOTOWNのブログセクションZOZOWALKERに行っても、おもしろい人を見つけることができます。MEGのブログもうーんと唸るぐらい、絶妙な”間”感がある。2007年12月13日付投稿では道端に落ちていた「ネギ」が話題になっています。
前にも少し書きましたが、日経および日経BP関連のサイトでも、正確に言うとブログではないけれども、連続更新もののコラムに非常にユニークな力量を感じさせる書き手の人たちがいます。例えばこの中島孝志氏とか。
よくご存知の人も多いでしょうけれど、若い方ではsmashmediaの河野武氏とかね。
人が好奇心の生き物である以上、世界が多様化していくにつれて好奇心も多様化し、あちこちで色んな人が「おぉ」と思ったり、「はっ」と思うわけです。それを素直に書くとおもしろいブログになると思うのですが(ただテンションがどれだけ続くかは別の議論としてあります)。
これから期待したいのは、世代が上の方々の参入ですね。好奇心が旺盛であれば年齢に関係なく、おもしろい連続更新テキストが成立します。総合商社で長年国際的な景気動向をウォッチしつつ現実のビジネスを進めてきた方のブログなんか、読みたいと思いませんか?