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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

トイレにLEDがつくまで10年

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世の中の照明がすべてLEDに置き換わってしまったとしたら、どれだけの電力が節減できるのだろうか…?などということをふと思ってしまいました。

一昨日、100円ショップ(ショップ99)に行った際に、2歳ちょびの息子のおもちゃということで、LEDで光る100円の小さなライトを買いました。
プラスチック製の、硬貨ほどの大きさの薄っぺらい本体の"腹"を押すと、小さな発光部がまぶしく光ります。子どものおもちゃによかろうと思って買ったのですが、発光の具合がきつすぎるので目にくるといけないと思って、彼に預けるのはよしました。パッケージには1万時間OKと書いてありました。

先ほど試しにまっくらな中で光らせてみました。その明るいことなんのって。暗闇の中でなら、10メートル先から相手の顔を照らしても、その表情がはっきり見えるぐらいの照度があります。これが100円で買えるのです。しかも1万時間持つという。

消費電力が少なく、"タマ"自体も長く持つはずのLEDが、既存の電球や蛍光灯に置き換わるのをさまたげているのは、家電メーカー、住宅設備メーカー、家電量販店などの企業サイドのマインドセットや、照明器具およびその周辺にあるロックイン状況や、その他もろもろの現状維持勢力なのでしょうが、おそらくは、消費者自身の「照明とはこういうものである」という確固たる思い込みが一番大きいと思います。それが変わっていくと、部屋の照明のみならず、玄関やトイレの照明にもLEDを普通に使うというところに行くのでしょう。

つまり、LEDがものすごくエネルギー効率がよいという事実があったとしても、それが日常生活に入り込んでくるまで、ゆうに5年、長ければ10年はかかるということです。そこで嘆息するか、商機をみるか。

歌に「背中まで45分」というのがありました。「忘れるまで2年」というエントリーを書いたことがあります。「22世紀まで93年」ですか。「明日まで52分」、「仕事の提出期限まで9時間と52分」。

「~まで○○○時間」というフレーズはたぶん普遍的です。

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