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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

メモ:Office 2.0胎動中

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ここの方とかここの方とかがしばしば「Office 2.0」に言及しているので、当初はMSのOfficeの次バージョンの話か何かだと思っていたのですが、まったく違っているんですね。

こちらのサイトに行って、初めてはたりと理解ができました。

左脇の「What is Office 2.0?」のところを簡単に訳してみましょう。(80年代宝島風)

-Quote-
クラッシュしないコンピュータのことを考えられるかい?ウィルスに感染しないPCなんてあり得るだろうか?自分のコンピュータなのに、何のアプリケーションもインストールしないマシンがあったとしたら、どうだろう?どこに行っても自分のコンピュータが「そこにある」という世界が実現するとしたら?学校に行っても、会社に行っても、海外旅行に行っても、家に帰っても、そこに自分のコンピュータがあるという世界…。そういうコンピュータは、いま現在は存在しない。けれども未来にはほぼ確実に存在しているだろう。そしてその未来は、きみが考えるよりすっと早く来ると思うんだ。
-Unquote-

訳がヘタなのはしょうがないとして。。。

このOffice 2.0 Conferenceの中心人物となっているIsmael Ghalimiのブログでも説明されていますが、Office 2.0とは1990年代半ばに言われた(ラリー・エリソンが提唱した)Network Computerのことなんですね!
実はむかしむかし、それを推進している会社からギャラをいただいて単行本を書いたことがあります。。。(ほんとに昔の話なのでどこかで検索したりしないでください)

ほほぅという感じです。Network Computer is coming back. 

先祖がえり。これをIsmael Ghalimi氏はReduxという言葉で言っているんですね。

ここに名を連ねている企業のリストを見ていると、なかなかにぎわっていますね。

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