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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

そう言えば昔「反体制」という言葉があった

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「フラット化する世界」を書いたトマス・フリードマンは1953年生まれなので、69年のウッドストックの時には高校生。反戦、フラワームーブメント、ヒッピー、ウェストコーストサウンドなど、カウンターカルチャー全般を浴びるようにして育ったとにらんでいます。

彼が使う「フラット」という言葉には、そうした60年代末~70年代前半の「反体制」のニオイが少しするように思います。
堅固なヒエラルキーが実質的に解体される。古い考え方に基づく権威がネットワークの自律的な働きによって権威でいられなくなる。既得権益が意味をなさなくなる…。

こういう視点で捉えると、「フラット化」はある種の無血革命のようなものとして捉えることができるようにも思います。

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