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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

テクノロジーの未来に関する3ポイント

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そのDavosのセッションに関するGeoffrey Mooreの投稿を読むと、セッション終了後、「テクノロジーの未来」について、パネリスト間で(ビル・ゲイツからエリック・シュミットまで)おおまかな合意ができたそうです。その未来を説明する原理原則を3つのポイントにまとめると、

①ITの基幹部分にあった資源、すなわち、コンピューティング、メモリ、帯域は、漸近的にコストゼロ円に近づく。シナリオプランニング上は無料のものとして考えてさしつかえない
②これまで対象になりにくかったものも、すべて実質的に、デジタル化される。従って、どの分野であっても価値向上方策を考える場合には、ITの積極的な関与が不可欠になる
③ITが価値を生成する主領域は、「トランザクション」から「インタラクション」へと移行する

サービスサイエンス的な価値観の領域で今後論陣を張っていこうという姿勢がはっきりと見えます。

素人的に考えるに、コンピューティング全般において激しくコモディティ化が進めば、コモディティ化しない部分で価値を作っていかざるを得ず、それがつまりはCPUパワーに依拠しない、「ヒトの頭と五感と五体とでもって作り出す総合格闘技的な提供物であるところのサービス」に向かう、ということなのではないでしょうか。

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