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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

カテゴライズにこまる

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Female vocalが好きなもので、Hooverphonic、MONO、Saint Etienneなどを経巡ったのち、まだ非合法と騒がれていなかったNapsterでm-floに行き当たりました。HandsとPrism。

これは買うしかないと思い、アルバムのPlanet ShiningとEXPO EXPOをCD屋で買って、一時期はHands、prism、Yours only, Come Back To Meばかりを繰り返し繰り返し聴いていました。いずれもLisaのボーカルが堪能できるやつ。

当時はHipHopの音づくりをまったく受け付けず、途中でVerbalのラップが入るとコノヤロウと思っていたのですが、それらの曲を飽きずに何度も聴いているうちにラップにも嫌悪感がまったくなくなり、まぁ自然に聞き流せるようになりました。ラップの歌詞も注意深く聴いてみると、相当に細かく構築していることがわかります。

その頃にはもうLisaが脱退し、3人のユニットとしてのCD発売はもうないという状況でした。

Lisaのボーカルをもう少しということで、ソロで出したCDを何枚か買って聴いてみると、ややヘンな感じがします。エッジが立っていないというか、トロくてぬるい(すみません)。

比較的最近のMiss Youに参加しているmelodyのボーカルもひどくよかったので、melody単独のシングルを何枚か買って聴いてみましたが、やっぱりヘン、甘すぎて自分の耳には合いません。

結局、自分が好きな音作りはm-floのそれであって、Lisaやmelodyのボーカルがその上に乗る限りはよいけれど、m-floをはずれてしまったLisaやmelodyは申し訳ないけれどもあんまり好きではない、ということに気づいたのは、つい最近のことです。それからm-floを少し尊敬するようになりました。天才級の音作りだと思います。

iTunesを最近使い始めて、買えずにいたBeat Space Nineなどをダウンロードしてみました。Beat Space Nineの冒頭のTripod BabyではLisaが復活していて、往年のm-flo調をふんだんに聴かせてくれますが、期間限定ということなんでしょう。

Lisaとは路線が少し違って、それをやや上回るところにいるのが、YOSHIKAだと思います。m-flo & YOSHIKAは、たぶん、TakuとVerbalの二人が思う存分にやれる領域を提供してくれるユニットだと思う。

このへんでそろそろ、ユニットを固めて、これまでの延長線上にはない、別な音作りに挑戦してみるべき時期なのではないかと考えます。m-flo。日本のポップミュージックカルチャーが生んだ国宝級。

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