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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

FP-0001:基本理念 ver.05Oct2005

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当面の間、漏れなくダブりなく(MECE)というやつで、新規事業の実現と展開に必要な多数の事項をひたすらメモしていきます。整合性が取れない部分はあとから調整します。

参考にしているのは「ビジョナリー・カンパニー」(ジェームズ・コリンズほか)、「イノベーションと起業家精神」(ドラッカー)。多少意識しているのは「デザイン・ルール」(カーリス・ボールドウィンほか)。

それではまず、基本理念から。

なお、本事業では、弊社メディアプラネッツ有限会社を必ずしも事業主体にしなければならないとは考えておらず、当面の事業主体として、仮想的な「事業人」を想定しています(法で規定される法人とは一線を画した存在。契約で拘束される任意団体的な事業推進主体。ただし現行制度上の事業推進主体には暫定的に弊社メディアプラネッツ有限会社がなりますが、本「事業人」は将来において特定の法人に吸収されることもあり得ます)。

「ビジョナリー・カンパニー」によると、立派な企業は立派な基本理念をびしっと掲げているとのことで、まったくそうであるなぁと思いました。そこで、本「事業人」による基本理念として以下を掲げます。

上のFPは"Fundamental Principles"の略。

基本理念

日本の消費者は賢明である。世界の消費者もまた賢明である。
日本の企業は勤勉である。世界の企業もまた勤勉である。
賢明な消費者の知識が、勤勉な企業にもたらされるなら、そこには善循環が発生する。
勤勉な企業は賢明な消費者の知識を基にして、よりよい製品、よりよいサービスを作り上げ、もって双方が便益を得る。
消費者は企業に対する知識の伝達方法を多少は知っているかも知れない。
企業は消費者の知識の活用方法を多少は知っているかも知れない。
しかし、双方には常に改善の余地がある。
われわれは、この両者の間に立って、消費者から企業に対する知識の流れを工夫し、改善する。
それによって、消費者にも、企業にも、喜んでいただける存在となる。

以上です。

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