« 2007年1月

2007年2月の投稿

2007年3月 »

齢72の私の父、昨年はじめてパソコンに挑戦をした。そのときのことは以前のブログにも書いた。
私の実家は、新東京タワー建設、駅前開発で変化し続ける東京の下町向島にある。
先日私は、父のパソコンをインターネット接続をするべく、実家へ向かった。

プロバイダーから届いたモデムの箱の封は開けた跡すらなく、きれいなままだった。
おそらく私が来るまで誰も触らなかったと思われた。うっかり開けてしまって何か大切なものが
なくなっては困る、いったい何か大切なものなのかすらわからない父と母は、私が来るまでの間、
まるで宝物を扱うようにその箱を保管していた。

ネットの接続作業はあっという間だった。機械が苦手、マニュアルを読むのが面倒、
そんな初心者ユーザーのために、各種設定が1枚のCD-ROMになっていた。
それをマシンに入れ、指示どおりに入力して後は待つだけ。なんと簡単なのだろう。
数年前、まだ私の自宅がISDNだったころと比較すると、断然便利になったものだ。

さて父はというと、私の横で私の作業を見ながらこうつぶやいた。
「まさか、子供からパソコンを教えてもらうとは夢にも思わなかった」
アハハハ、そうだろうよ。どんなに年を重ねても親は親、子は子である。
少しは見直してくれたのだろうか?

設定作業が終わり、無事ネットにつながった。
ほっとする私に待ち受けていたのは、パソコン用語の壁だった。

まずは、メールとブラウザの使い方の指南。
私はカタカナで画用紙に大きく書く。
・インターネットエクスプローラー
・アウトルックエクスプレス
ブラウザだとか、メーラーだとか、使い慣れた用語を
父にわかりやすく説明することの難しさったらない。
父にとっては英語というよりは、宇宙語だろう。

「カーソルが矢印マークから指マークになったらクリック!」
絵が苦手な私は、矢印と指マークを画用紙に書いたが、あまりの下手さ加減に落胆する。
「もう一度見たいページがあったら、お気に入りに追加すると便利だよ」
なんだ? お気に入りって(怒)、なんて説明したらわかるかなあ~。
「いや違う違う、この下にも何か書いてあるから、スクロールして!」
スクロールってわかんないよなぁ、わかりやすく言うとなんだろう?
映画館にあるある! それは、スクリーン。
スキーの競技、それは、スラローム。
城達也さんは、ジェットストリーム……ひとりボケ突っ込みをしている場合じゃない。

Blog_070228_2












(ノートPCの画面を拡大鏡で見る父。マウスを持つ手にも力が入る)

パソコンと格闘し続けること数時間、いよいよメール送信に挑戦した。
父は私の携帯へ初メールを送ってくれた。その全文がこれだ。
--------------------------------------------
件名:今日はこくろうさま
本文:私の健康をしんばいしてありがとう
--------------------------------------------
たったこれだけのメールに彼は30分以上かかった。
濁点がなかったり、日本語がおかしかったりしたが、
私はとてもうれしかった。そして少し照れくさかった。
これをきっかけにメル友でもできれば上出来である。

ふっと気がつけば、私が持ってきたゲームボーイミクロ(マリオvs.ドンキーコング)で
遊ぶ甥っ子たちが、父の隣で私の順番待ちをしている。
どうやらアクションゲーム指南をしなければ解放してくれないらしい。
デジタルにはまる72歳、7歳、4歳の男たちに私はもてあそばれている。

小島 貴香子

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

転職を考えている人から「求人数が多くなる時期はいつですか?」
という質問を受けることがあります。皆さんも気になるのでは?

質問
求人数が多い時期、そして転職しやすい時期はいつなのでしょうか?


回答
実はいま。この時期が転職市場が活発化する時期の1つに挙げられます。


求人数は年明けから4月にかけて通常以上のペースで増加し、
ゴールデンウイーク前に収束します。それに加え、求人企業は年度末に
向けて今年度の採用目標を達成する動きが強まり、年明けから積極的に
採用活動に転じます。

そしてもう1つ。新年度から新しい会社で働くことを考えて、転職活動を
開始する人が増える時期でもあるのです。

求人企業と転職希望者双方のニーズが合致した結果、転職市場が活発化
するのですね。また求人企業は採用に前向きになっているので、選考ス
ピードが比較的速く、内定が出るまでの期間が短いという特徴もあります。

転職活動を考えている人は、このような転職市場の背景、ぜひ参考にし
ていただければと思います。


                   パソナキャリア  古井 玲名

*****

春って、なんだかワクワクします。
多くの学校や会社で新しい年度がスタートし、
物理的にも心理的にも、新しく何かをはじめる人が多いからかなぁ。

ステキな春が迎えられるように、
寒いうちから能動的にレッツラ ゴー! なのだ。 にゃろめ!


                  生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちにゃろめー、生きざま番長 鈴木麻紀だよん。

仕事も恋愛もそうなんだけど。
“幸せにしてもらいたい”と思ってるうちは、
絶対 幸せにはならないんだと思う。

幸せには“なる”ものだし、“する”ものなんだもん。


番長、週末のヒトリゴトでした。

鈴木 麻紀

人財開発部  柳澤です。

胃腸の弱い大杉から引き継いでまた病気の話から。

飛行機にのったとっきなど、気圧の変化時に感じる耳の違和感、ときおり起きるきつい目まい。
2日ほどこの状態が続きました。
目まいなど経験したことが無かったので恐るおそる病院へ。
診断結果はメニエール病ということでした。

疲れ、ストレスが原因ということです。(たいていの場合、お医者さんからは『ストレス』といわれて片付けられている気がするのですが。。。)

それはさておき、私の場合、幸いにして症状が軽く、2週間薬を飲んで睡眠時間を多めにとることで快方に向かい、いまはたまに耳の違和感を感じるくらいまで症状は治まりました。

自分の年齢に適した睡眠時間はどれくらいなのか調べてみると、7時間が理想のようです。
しかし睡眠時間7時間確保するには、生活リズムを変える必要があります。なかなか難しい。



さらに睡眠について調べて知ったこと。
有名な話だそうですが、イルカは左脳、右脳を分けて片方ずつ眠ることができるそうです。
これは便利かもしれません。

もし、左右の脳を分けて眠るということができたら、増えた可処分時間で何をするか?
・映画鑑賞
・読書
・友人と会う
・チャンピオンズリーグを見る
・部屋の掃除
・飲みに行く
・料理をする
・瞑想
・半身浴
などなどに費やす時間が増やせれば、ストレスを発散することは、できそうです。
柳澤 浩嗣

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

ハッピーバレンタイン!
先週はバレンタインデーということで、こんなごあいさつで失礼致します。

日本では、バレンタインデーといえば「女性から男性に対してチョコレートを
渡して感謝や愛情を伝える日」という認識が一般的だと思いますが、世界各国
のバレンタインデーを見てみると、これは意外と少数派のようです。
とはいえ、大切な人へプレゼントを渡すというイベントは多いようです。

仕事をしながら、このコラムのことやバレンタインデーのことを考えている
うちにふと、「仕事って出合いだな」とそんな考えが頭をよぎりました。

私感ですが、正社員としての就職と結婚は似ているような気がします。
職種など条件を絞らなければ、おそらく星の数ほど仕事はありますよね。
ある程度条件を絞ったとしても、かなりの数の仕事や企業が残ると思います。
とはいえ、お互いの希望や相性、将来性など、双方の思いがすべてマッチする
のは難しいものです。

人も会社も自分本位になってしまっては、関係が成り立たないことが多くて、
結果自分とマッチした企業や仕事を探していくうちに、転職回数が増えて
しまったということもあります。

仕事に対しては、さまざまな考えをお持ちの方がいらっしゃると思いますが、
私は人生の中でも仕事はとても大きな部分を占めるもので、就職・転職に
至っては人生の一大イベントだと考えています。
これから就職や転職で新しい会社を探される皆さま、慎重に、そして真剣に
活動をして、ご自身も企業も幸せになれる仕事や会社を選びましょう!

追伸:
転職希望者と企業との取り持ちをしている私たちは、
「お見合いおばさん」といったところでしょうか。


                   ベインキャリージャパン(旧 ウェブドゥジャパン)  橋川 久美子

*****

就職と結婚は似ていて、
「自分本位になってしまっては、関係が成り立たないことが多い」のですね。
肝に銘じて「慎重に、そして真剣に」(ラヴ・ハンティング)活動をして
いきたいと思います。

困ったら相談にのってね、久美子さん。


                  生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

“誰が呼んだか、誰が呼んだか、生きざまばん~ちょ~”
いえ、誰も呼んでません。
自分で勝手に名乗っている、生きざま番長 鈴木麻紀です。

去る水曜日は、国民的行事(?)、バレンタインデーでしたね。
「本命チョコ」「義理チョコ」「義務チョコ(義務であげるチョコレート)」
「人情チョコ(義理と人情の人情ね)」「友チョコ」「サンクスチョコ」など
いろいろな呼び名のチョコレートが日本全国でいきかったことと思います。
ちなみにワタシは、「義理チョコ」というネーミングはあまりにも世知辛いので、
ありがとうの気持ちを伝えるチョコレート=「感謝チョコ」名を採用しています。

何を隠そう、ワタシはバレンタインデーが大好き。
日ごろの感謝の気持ちをチョコッと伝える(おやじギャグだ!)のに最適な「感謝チョコ」、
あの人にもこの人にもと欲張って毎年大変なことになってしまいます。

今年は450枚の金貨型チョコレートを準備。
すれ違いざまに、走って追いかけて、物陰から密かに、
銭形平次よろしく シュタンッシュタンッ と投げまくりました。
予想外の金貨に驚く警備員のおじさんや、タクシーの運転手さん。
その ムズガユハジライ笑顔がたまんない。
来年はどんなサプライズを仕込もうか、今からワクワクなんだな。うひっ♪


余談。
メロディー一緒なんですよね。
“誰が呼んだか、誰が呼んだか、ちゃんちきーおけーさー”

鈴木 麻紀

子供のころから胃腸の弱い、生きざま番長の下僕?大杉です。

今朝は、明け方からお腹が痛く、家でも会社でもトイレの常連でした。

子供の頃からなので今では腹痛は慣れっこです。
そのかわり、いつもの痛みと違う腹痛の痛みにはちょっと敏感。
以前、この痛みはちょっとおかしいと思って病院へ行ったら急性胃腸炎でした。

大人になってから、
車のフロントガラスを頭で割るという凄い経験があるのですが
(その事故が原因かどうかは分かりませんが)
それ以降、頭痛に悩まされるようになりました。

それまで頭痛を経験したことのなかったわたしは、
頭痛がどんなものかも分からず、初めての痛みに悶絶する日々。

「こんなに痛いのは、ただの頭痛ではないんじゃないか?」
と家庭の医学書をめくった結果、「脳腫瘍?」なんて思って
脳外科へ駆け込んだことがあります(苦笑)

わたしの頭蓋骨のレントゲンをみながら、先生がまず一言。
「大杉さん、綺麗な頭してるねぇ」

頭蓋骨の形を誉められても困っちゃうし
脳腫瘍かもしれない……とか
手術時には髪の毛をそらなきゃいけないんだろうか?……とか
想像はどんどん広がり、先生の次の言葉を待ちました。

「大杉さん、ただの片頭痛」(医)
「……先生、脳腫瘍かと思った」(私)
「ぶわぁはっはっ」    (医)

それ以来、片頭痛ともお付き合いが続いていて
今では片頭痛サイン(頭痛がするような予感)にも
気付くぐらいベテラン?です。

経験のない痛みに敏感なのかは分からないけれど
あらゆる不安を埋めるためなのか、病院は大好きだし注射も大好き。
「病院にいけば不安がぬぐい去れる」
「注射をすれば状態が良くなる」
「薬を飲めば良くなる」
なんていう概念がわたしには植え付けられてるのかもしれません。

お医者さんの言葉や処置が100%の安心ではないかもしれないけれど
心配性のわたしは、不安をひとつずつ消すために
石橋を叩いて、叩いて、安心を求めたくなってしまうのです。

でも、自分がこだわるところにはとてもこだわるのですが
「もうちょっと、こだわろうよ」
というところでは結構いい加減だったりもして。


仕事でも、重箱の角をつつくような
システムテストをしてしまうのですが
角ではない箇所は見過ごしてたりと担当者泣かせです。

でも角ではない箇所をレポートしてる人はもちろんいるので
角をレポートするわたしがいて、
それはそれでバランスとれてるのかしら?
なぁんて自分に都合の良い解釈をしちゃったり(笑)


それはさておき、三種混合ワクチンの予防接種を2回もしたくせに
2006年のバレンタインデーはインフルエンザを発症していたり
2007年のバレンタインデーは腹痛でトイレに駆け込んだり
2年連続して体調が悪いと、
来年のバレンタインデーはなにが起きるのか
ちょっと怖いような、楽しみなような。

わたしにとってバレンタインデーはチョコレートを渡す日というより
自分の体調をチェックする日になってしまいそうです。

でも来年のバレンタインデーに万が一体調が悪かったとしても
きっと自分に都合の良い解釈をしちゃってると思うのですが。
大杉 文

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

皆さんは、コンサルティングファームにどのようなイメージをお持ちですか?
あこがれの職場であるとともに、非常に忙しいイメージがあるのではないでしょうか。

さて、ここで問題です。

下記の2つのうち、どちらがコンサルティングファームのパートナー(役員クラス)
の生活でしょうか。

  A:朝6時に起きて出社。
    日中はプレゼンや資料作成に追われ、帰宅は夜半過ぎ……
  B:葉山マリーナの自家用ヨットで1日を過ごし、夕方には
    夕焼けに浮かぶ赤富士を眺めながら、ヴィンテージワインをかたむける……


答えは

両方正解です。
これは知り合いのコンサルティングファームのパートナーから聞いた日常ですが、
一般的に彼らパートナーは、プロジェクトが始まると忙しい日々を過ごします。
しかし、その分優雅なバカンスを思いっきり楽しむ方が多いようです。
うらやましいですね。

コンサルティングファームのITコンサルタントは、以前から人気職種の1つで
志望者も多く、とても狭き門でした。しかし現在、転職市場はとても活況で、
希望の仕事に携われるチャンスが広がっています。

コンサルティングファームだけではなく、いつか目指したい仕事やあこがれて
いる仕事がある方は、その実情や実現の可能性など、お気軽にご相談くださいね。


                           アイ・アム  稲田 敦司

*****

ここで問題です。
下記の2つのうち、どちらが某インターネットメディア企業社員の生活でしょうか。

A:時間と戦う日々。決断、判断、行動の連続で、もちろん帰宅は夜半過ぎ。
B:典型的な丸の内OL。フレンチレストランで優雅にランチ、
  アフターファイブはお稽古やショッピング、年に2回は海外ね。

答えは……。


                         生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにち んーぱ! 生きざま番長 鈴木麻紀です。
突然ですが、皆さんは「音楽と仕事の両立」出来ますか?
「いやー。ボクはバンドマンじゃないし、音楽なんて関係ないよ」
「あたくしは、10年来 毎週かかさずピアノのレッスンに通ってましてよ」
というハナシではなくて……。

アイティメディアは、とても静かな会社です。
電話はほとんど鳴らないし(外部とのやりとりはメールが主)、
打ち合わせはミーティングスペースで行うので、
執務スペースはいつもまるで図書館のようにシーンとしています。

無言でPCに向かう社員(一部)の耳から伸びる白い線。
ほほー。編集記者というものは、朝から晩までテープおこしをしているのだな。
入社当時のワタシは、憧れと羨望のまなざしで眺めていたものです。
でも……。どうも彼らが聞いているのは取材テープだけではないらしい。

音楽を聴きながら、仕事をしているの???

ある日突然そのことに気がついて、ワタシは2つのことにビックリしました。
1つ目は、音楽を聴きながら仕事をしても良い、という自由な社風に。
2つ目は、音楽を聞きながら仕事ができる、ということに。

ワタシにとって、「音楽を聴く」ということは本を読むのと同じ。
「仕事」はもちろんのこと、「本を読む」「手紙を書く」も無理。
音に集中してしまうので、同時に他のことをすることはできまへん。
「洗濯をする」「部屋の掃除をする」といった 頭を使わないことなら
なんとかなるのですが、ウニュウニャ踊って効率わるし。

「恋愛と仕事の両立」も「趣味と仕事の両立」もできるけど、
「音楽と仕事の両立」はできない、ワタシはそんなオンナです。

あなたは、できますか? 「音楽と仕事の両立」。

鈴木 麻紀

こんにちは
転職サーチ担当の平岡です。
「見たモノ」
「聞いたコト」
「感じたトコロ」
をお伝えできればと思っております。
よろしくお願いします。

------------
今月18日(日)に開催される「東京マラソン」に参加します。
約30000人が参加する世界的に見ても非常に大規模な市民マラソンで、この日の東京はいったいどんな顔をみせるのやら、と今からとても楽しみです。

普段ほとんど運動をしていないので、さすがにフルマラソンは厳しいと判断し、今回は10Kmの部に参加します。

10Kmとはいえ新宿から日比谷まで走るわけなので、そろそろ練習をしないと…と思いながらもついつい10日前になってしまいました。

ようやく重い腰が上がり、会社帰りに途中下車して走るという、朝弱く、帰宅すると出不精になる私に最適と思われる練習法を選択。

計画では1つ手前の駅で下車し、そこから走ろうと思っていたのですが、事故の影響で電車が止まってしまい、結局5つも手前の駅から走ることに。少し不安を抱えながら、着替えて、イヤホンをつけて、号砲代わりにiPodの再生ボタンを押す。通行人をどんどん追い越し、ちょっとした優越感に浸りながら黙々と走る走る…。

家についたのは約1時間後。とても心地よく、想像していた以上に走れました。驚いたことに足に多少のだるさはあるものの、痛みや筋肉痛がなく、これが結構な自信になりました。

当初目標は完走だったのですが、折角なので60分を切ることに目標を変更します。

結果は後日この場をお借りして報告させていただきます。(たぶん)

平岡 健

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

皆さまの今年の目標は何でしょうか。

ITエンジニアは営業の方とは異なり、明確な数値目標を持つことが
難しいかと思います。
自然と資格の取得が目標となりやすいのではないでしょうか。
キャリアコンサルタントとして、多くの転職希望者とお会いしてきた
経験から、「資格とキャリアの関係」を4つのタイプに分類してみました。


(1)未経験チャレンジタイプ
実務経験はないがその職種に興味があり、資格を取ることで転職の
チャンスを広げようとしている。

【長所】モチベーションが高い
【短所】転職においては「資格は切り札にならない」ことを認識していない
    イメージが先行しており、仕事について過大な夢を描いている
【要点】実務のチャンスをつかんでからが、本当の勝負
    実務と資格のギャップを乗り越えて、サラブレッド型へ


(2)無資格・実務主義タイプ
「資格は実務に役立たない」と言って資格を軽視し、取得しようとしない

【長所】実務経験を生かして、即戦力として活躍できる
【短所】会社としてのPR力や営業力に寄与できない
【要点】資格は企業・個人のブランディングに役立つという戦略的・営業的
    な視点を受け入れ、資格取得にも努力する


(3)資格コレクタータイプ
社内の資格取得支援制度などを利用して幅広い資格を取得している

【長所】幅広い知識があり、相乗効果を出せる。営業力の強化や独立に寄与する
【短所】相乗効果よりも取得が容易そうな資格を取ろうとする。
    資格を取ることが目的となり、実務への応用がされない。
【要点】上位資格や相乗効果が得られる資格を取得し、実務に生かすことを重視


(4)完ぺきサラブレッドタイプ
実務経験も資格も両方とも兼ね備えており、業務だけでなく転職や独立にも強い


さて、あなたはどれに当たりましたか?

企業も資格を重視する傾向が再び出てきました。
資格は転職の決め手にはなりませんが、アドバンテージにはなります。
ちょうど春の情報処理技術者試験の受験申込受付期間ですので、
目標の1つとして取り組んでみてはいかがでしょうか。


                      テクノブレーン  深野 誠之

*****

資格はどこまで有効なのか。

これまでにも、多くの場であがってきた話題です。
「未経験者がアピールする時には有効だよね」
「いやいや、経験がすべてさ。経験の伴わない資格なんて何の意味もないよ」
「資格だけでは、○○××……」
「経験だけでは、××○○……」
「悔しかったら、経験つみやがれ!」
「悔しかったら、資格とってみな!」

などなど、どうしても“資格”か“経験”の二者択一で考えがちのようです。
それよりも、サラブレッドタイプの“資格も経験も”は、
その欲張りっぷりに好感が持てます。
「実務で得た知識を証明するために、資格をとる」
という考え方もありますし。

番長 認定資格が あればいいのにな。


                  生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

« 2007年1月

2007年2月の投稿

2007年3月 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP


プロフィール

鈴木麻紀と丸の内ファイブ

鈴木麻紀と丸の内ファイブ

アイティメディアで、スキル/キャリア関連サービスを企画・運営しているチーム。

詳しいプロフィール

カレンダー
2012年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ikizama
カテゴリー

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


Special

- PR -
最近のトラックバック
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ