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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

ChatGPT4 + Midjourney: 日本風のクラフトビールのコンセプトとパッケージデザインを得るケース

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ChatGPTとMidjourneyを組み合わせると、新しいタイプの新商品開発ができます。
1. ChatGPTが新商品のコンセプトを作る。(例:クラフトビールのコンセプトやレシピなど)
2. パッケージデザインをビジュアル化するために、ChatGPTがMidjourneyに入力する画像生成用のプロンプトを書く。
3. Midjourneyにそのプロンプトを入れ、パッケージデザインのビジュアルを得る。
この3ステップで、凄まじいほどのインパクトがある新商品のビジュアルが得られます。
以下はそのモデルケース。
の投稿として、2023年6月1日に作成したものです。
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後記:商品コンセプトをChatGPTで考える際に、パッケージングも含めて提案してもらい、Midjourneyにかけると、目で見てわかる商品コンセプトになって、いいなと思いました。
ChatGPT4の新商品構想力とMidjourneyのリアルなビジュアル生成力とを噛ませるとどうなるか?実験してみました。
設定は、中堅のビール会社の社長が、米国のクラフトビール動向に詳しいChatGPT君に、日本人のビールファンをうならせるクラフトビールのレシピ(コンセプト)を考えてくれと依頼。それができたのを見て、さらに画像生成AI用のパッケージングを再現するプロンプトを書いてくれと依頼。できたプロンプトをMidjourneyに入れて、ライティング関連の指定なども行い、リアリスティックな広告写真として生成したのが以下です。
上から順に、
コンセプト名:柚子ウィートビール
コンセプト名:抹茶IPA
コンセプト名:日本酒樽熟成ビール
コンセプト名:うま味スタウト
コンセプト名:ほうじ茶ブラウンエール
1番目の柚子ウィートビールについては、ラベルが「柚子」に連れられてアジアンなチャイニーズキャラクターが並んでしまっていますが、文字に目をつぶればシズル感満載の写真になっていると思います。(この後修正するために、柚子をライムに変えたところ、なんの変哲も無いライムテイストのボトルができました。最後の画像を参照。ラベルデザインが「柚子」に連られてアジアンな感じになることを発見しました)
2番目の抹茶IPAのボトルは、米国人が日本の抹茶でイメージする雰囲気がよく出ていると思います。モダンで、スタイリッシュで、これはありかも。
3番目の日本酒樽熟成ビールは桜がフィーチャーされていてジャパニーズ・ビューティという感じ。美しいデザインだと思います。
4番目のうま味スタウトは、コンセプトは理解できるが、日本人一般には受け入れられないという感じ。
5番目のほうじ茶ブラウンエールは、やはり米国目線で考えるジャポネスクな商品コンセプトということで、unacceptable。外国人観光客向け?
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