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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

メモ:商売をネットワークのルーティングとして考える

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いま、日本の航空業界に関する短いレポートを書いていて、USサイドからフィードバックを受けたり、直したりということをやっています。先ほど米人の上司から指摘を受けて理解できたことは、日本にいて日本で考える限り、この国土をひとつの定位置として考えがちだけれども、年がら年中各国を移動してマネジメントを行っている人の視点でみると、日本も何らかの経営資源(お金、人、モノ、サービス)が通過する国のひとつに過ぎないのだなぁということです。

グローバル視点で見ると、何かの経営資源が日本にやってきて、それで滞ってしまっては価値が失われます。現在の国際経済では常に資源が国から国へと移動するなかで、価値が上がっていく側面があるので、日本でスタックしてしまってはダメです。日本をグローバルな広がりを持った経営資源が流れるネットワークの1つのハブないしはルーターとして見て、そこでしかるべきルーティングがなされているか、スイッチングがなされているかをしっかりチェックするとよいわけです。

例えば空港においてそれが可能になっているか。IT産業のシステム開発においてそれが可能になっているか。金融の特に法人向けの商品の世界でそれが可能になっているか、等々。

中央官庁が行うべき仕事はまだまだありそうです。

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