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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

宿題のない週末

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今週末は約3ヶ月ぶりで宿題のない週末でして、朝から一日温泉に来ている気分です。
昼間はシスコに詰めていて、週末と早朝とで新規の事業の準備を進めているので、1日12時間勤務、土日はほとんどなしという、そんな状況でした。それが一段落したのでよかったです。

今、準備している新規事業とは、これが具体化すると、日本全国の老若男女が、月に数千円~一桁万円の副収入を得るのが容易になったり、時給換算の給与が比較的高いプロフェッショナルの方が、少し空いた時間に相談事に乗って上げたりできるようになります。軽くお金を稼いでいただくのが容易になる、そんなサービスです。夢のある仕組みです。

1年ぐらい前まで、新規事業を立ち上げると言うと、かなり厳しい断崖絶壁をよじ登るような大変な思いをしないとダメなんだろうなと思っていました。しかし、ある時、自分が全部をやらなくてもいいのだ、やれる部分のみを担当するようにして、他の部分はそれが得意な方に任せればいいのだ、関係作りをする人は関係を作る、資本を出す人は資本を出す、知恵を出す人は出す、開発する人は開発する。。。そういう分担の関係ができれば、それでうまく進むのだ、ということに気づいて以来、非常に気がラクになりました。

気づいて見ると、そういう関係ができあがっていて、形になりそうな気配が見えてきました。先様、相手様、チームメンバー各位がいらっしゃる話なので、これ以上は書けませんが。結局、事業案がいいと(何をもって”いい”とするかは難しい問題ですが)、それ自体がある種の命を持って、人を結びつけたり、資金やその他の資源を結びつけたりするのではないかなぁ、などと思っています。個人的には、人が共感できるストーリーが、その事業案の中に多数埋め込まれていればいいのでは、と思っています。また、ひとつの事業案に、それぞれの人が多様な夢を盛り込むことができる、言い換えれば、同床異夢が可能にある事業案がいいのでは、とも思います。

昨年9月から10月ぐらいにかけて、新規事業推進にまつわるあれこれを、理念的に色々書いていましたが、あれもあれで、一種の思考実験となり、自分としてはためになりました。ある時期、そうしたことについて、よく考えをめぐらすのは、決して無駄にならないと思います。

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