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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

メモ:自分専用サーチエンジンが欲しい

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以前から思っていたのですが、個人用のサーチエンジンって、そろそろ実現してもよいのではないでしょうか?
先日、gooのサーチエンジンが、ブログを検索対象外にする機能を備えたというニュースがありましたが、もっと突っ込んだレベルで、「ボットを放つ範囲を自分で自由に設定できる」というサーチエンジンがあってもよいと思います。

仕事で検索する範囲は、だいたいどういう人でもそこそこ限定されているでしょうし、個人の興味の範疇で検索する場合も領域は限られます。そこだけをボットの探索対象としてセットしておけば、数日のうちにそこだけくまなく拾ってくれて、「自分用にチューンナップされた検索結果」が出るという風な。

ボット放出範囲の設定は、地図で指定できたり、分野で指定できたり、いくつかの切り口が併用できるようになっているといいですね。

Googleが数十億のウェブページをカバーしてくれるのは非常にありがたいけれども、Googleがあったからこそ発見できた情報というのも無数にあるけれども、そろそろ探索範囲を絞り込んで、検索にかかる自分自身の手間というのを効率化する方向にもっていければなと思うわけです。

そう言えば、この目的にかなうものとして、Alexaというサービスがありましたが、現在はよく使われているんでしょうか?個人的には自分専用Googleもどきが欲しいです。(資本力のあるシアトルの会社ならできる?)

それから追加で言うと、「この人のブログはぜひ」というような、ブログ単位でボット放出範囲にセットできるような機能があるとなおうれしいですね。

さらに追記。

でも、構造的には、独立したサーチエンジンを人数分用意しなくとも、出力の部分だけにパーソナライズされた一種のフィルターをかぶせればよいだけなので、そんなコストをかけずにできるのではないでしょうか?実現すれば、ビジネスパーソンなら、月1,000円ぐらいは払ってでも使うかも知れませんね。どうでしょうかね。(でもやはり、そういう仕組みにするとしても、ボットで拾ってきた情報を収蔵する際に事後の属性別選択を可能にする何らかの処理をしないといけなくなるので、サーチエンジンそのものを設計しなおしということになり、やっぱりそれなりのコストはかかるのかも知れませんね。そのへん素人なのでよくわかりませんが)

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