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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

メモ:「エントリーバリュー」は減損会計用語でもある

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1つ「エントリーバリュー」を使う際に注意しておかなければならないのは、これが、減損会計の世界でも使われている用語だということです。先ほど初めて知りました。

かなり専門的な概念ですが、誤解を恐れずに簡素化して言うと、対象となる資産を、購入する側が、購入に先立って見積もった価値、ということですね。
エグジットバリューの対義語だと考えると、わかりやすいです。エグジット、つまり、市場で売ったときの価値(=時価)の逆で、買う際に自分たちでキャッシュフローなんかを計算して見積もった価値ということです。

ここのページでは「『主観価値』の性格を持ち…」と記述されています。

ということで、減損会計の世界でも「エントリーバリュー」は主観が関わる価値だったわけです。

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