人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でITエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介します。
さてさて、本日の“つぶやき”は……
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はじめまして。アビリティスタッフの梶田です。
私は以前、企業の採用業務を担当していたことがあります。
その経験からお話をいたします。
採用担当者も皆さんと同じ人間ですから、実は失敗することもあります。
それは採用した方が何らかの理由によって会社になじめず短期間で辞めて
しまうということで、これはお互いに不幸な出来事です。ですから、書類
審査や面接では時間をフルに使って、転職希望者のスキルや経験、そして
人物像を理解しようと内心は必死になっているのです。
しかし人と人がお互いを理解し合うには、本来相応の時間が必要です。
短い面接の時間内で転職希望者のことを理解するには、かなりの経験や
スキルが必要となります。これらのスキルは、何度も書類審査をして、
何人も面接をして、何回も採用後の反省をして身に付くものだと思います。
私も採用担当をしていたときは大変悩んだことがあります。どのように
面接をすれば転職希望者の本音が引き出せるのか、本当にやりたいことが
理解できるのか、いつも考えていました。
その結果、その方が入社したときの姿をイメージできるかどうかが大事
ではないかと気付きました。対象部門ではつらつと働いているか? 周り
との調和はどうか? そういうイメージができる方とできない方とでは、
できない方の方が長続きしないケースが多かったように記憶しています。
では、採用担当者にそのようなイメージを持たせるには、どうすればいい
のでしょうか? ポイントは、対象となる会社の情報をどれだけ入手でき
るか、またその情報を基に、自分が入社後どのように活躍できるかを具体的
に話せるか、ではないかと思います。会社のWebサイトの情報を把握して
おくのはもちろんのこと、それ以上の情報をどのように入手するかを常に
意識しておく必要がありますね。
アビリティスタッフ 梶田 政宏
*****
お。これ逆にも使えますね。
複数の内定を貰って、どの会社に転職しようか迷ったときなど、
“自分がその会社で働いているイメージ”
がもっともしっくりくる会社を選ぶとかね。
こういう“感覚”って、けっこう大事ですよね。
生きざま番長 鈴木麻紀
※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。
Special
- PR -Jilsovao | 2008/01/23 22:40 |
こんにちは 思い出しました。「貴社の…」とか言って、何とか入社したいと思い、あることないこと言ってたなぁ。(何とか入れてよかった!) 僕:「よし!何とか面接乗り切った。案外簡単だったなあ。」 |
ばんちょ~ | 2008/01/24 22:02 |
Jilsovaoさん、お久しぶりです。 |
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