人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でITエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介します。
さてさて、本日の“つぶやき”は……
*****
今日は転職活動で最後の決断をするときに、条件よりも大事なものについて
一緒に考えてみましょう。
転職活動では内定が出て一安心……、ではなくその後が肝心です。
年収が高ければ高いほど良い、という方ばかりではなく、社風ややりがいなど、
求職者によって決断への優先順位はまったく異なります。その最終決断に向け
て一緒に考えてアドバイスをさせていただけるのは、コンサルタント冥利
(みょうり)につきるというものです。
過去にこんな事例がありました。
お世話させていただいたITエンジニアと私の意見が一致し、あとは入社を決めた
企業に良い回答をするだけ! と思った瞬間。
その方が「では家内に確認を取ってから……」とおっしゃったのです。
つい先ほどまで、自分のキャリアや今後のビジョンを得々と語っていた方が、
急に弱気な発言になってしまったのです。ご経歴もお人柄も素晴らしく、仕事を
バリバリとこなされている優秀な方なのですが、最後のジャッジは奥さまでした。
その意外性に驚く一方、ある意味親近感も覚えました。
結果、奥さまも納得いただき、無事に転職に成功されました。
転職は、必ず年収UPするわけではなく下がる場合もあります。
特にキャリアを長期的に考える場合は、一時的でも年収DOWNの道を選ばざるを
得ないこともあります。転職するご本人はそれをよく分かっていても、
「年収が少しでも下がるような転職は、家内からだめと言われています……」
という場合もあるようです。
かくいう私も、いち女性として奥さまの気持ちも理解できます。
転職には家族(特に奥さま)の理解が不可欠です。
大切なご家族だからこそ、転職はお早めの相談をお勧めします。
ベインキャリージャパン 鳥居 可奈恵
※ 2007年10月1日より、ウェブドゥジャパンは「ベインキャリージャパン」
として新たに生まれ変わりました。
*****
人は何のために相談するのでしょう。
答えを貰うため? 背中を押してもらうため?
話すことによって自分の考えを整理するため?
以前、友人から
「自分のことを良く知っている人が どう思うのか。その意見を聞きたい」
から相談するのだ、と言われたことがあります。
そーだんです、川崎さん(古い)。その考え方もありですね。
そーだんしよー、そーしよー♪
生きざま番長 鈴木麻紀
※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。
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