人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

求人案件が増加傾向にある「プロジェクトリーダー」についてお話しします。

「プロジェクトリーダー」は業務範囲が非常に広く、企業やプロジェクトごとに
業務内容や求められる能力は異なります。また、幅広い業務を担当する
プロジェクトリーダーには、IT業界で統一された能力の基準は存在しません。
そのため、プロクジェクトリーダー職への転職を考えている方は、求人情報を
職種名や技術だけで判断するのではなく、案件ごとに求められている能力と
自分自身のコアスキルを正確に把握することが大切です。

「プロジェクトリーダー」というポジションは、プロジェクトマネージャを
目指すためのキャリアパスと考えられがちですが、「これまでの経験で培った
強みと志向でさまざまな方向性でスペシャリストを目指せる」
可能性が秘めら
れているポジションでもあります。特にIT業界で2~3年程度の経験を積まれた
プロジェクトリーダーの将来のキャリアパスは幅広いものです。

技術力に磨きをかけてスペシャリストを目指すことができますし、
深い業界知識などを習得してITコンサルタントに転身するチャンスもあります。
技術知識と折衝の経験を生かしてプリセールスとして転職された事例もありますし、
社内SEの募集でもプロジェクトリーダーの経験を求められることが多いですね。

求人情報が豊富ないまだからこそ、ご自身が理想とするキャリアプランを明確に
イメージすることが大切です。
近年は求人企業も、スキルや経験だけでなくその方の「志向」「キャリアプラン」
が自社の仕事とマッチするかどうかを重視している傾向を感じます。

転職を考えている方は、この機会にご自身の可能性を真剣に見つめてみてください。


                  キャリアデザインセンター  豊住 浩史

*****

どんな分野でも、リーダーやマネージャとなって「番をはる」のは
並大抵のことではありませんね。
ひとことでは言い表せない、さまざまな付加責任がついてくる。
でも、だからこそインタレスティングなんだけどね。

ワタシも立派な生きざまリーダーになって、
生きざま界に番をはれるよう 精進の日々なのだ。


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

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