人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

われわれ人材紹介会社のコンサルタントは、「ピカッ」と才能が光る人を、
言葉は悪いですが「売れる人材」と呼んでいます。
求人企業によって「欲しい人材」は異なりますが、
「売れる人材」は大抵どこの企業にでも「売れる」のです。

このような方とお話ししていると、その方のスキル・能力に感激し、
興奮してしまいます。こういった経験ができるのはエージェントの特権ですね。

それでは、「ピカッ」と才能が光る人はどのようなスキルを持っているのか?
どうしたら「ピカッ」と才能が光る人になれるのか?

学歴は関係ありません。
現在所属している会社の規模や知名度も関係ありません。
やはり「スキル」が重要です。
ではどんなスキルが重要なのか、開発系とネットワーク系に分けてみてみましょう。


●開発系
20~30代前半:プログラマ→システムエンジニア→プロジェクトリーダー経験者
30代後半  :プログラマ→システムエンジニア→プロジェクトリーダー
       →プロジェクトマネージャ経験者

●ネットワーク系
運用・構築・設計経験者、CCNPの資格取得者、大規模ネットワークの構築経験者

★開発系・ネットワーク系ともに、コミュニケーション能力が高い人


「ピカッ」と光る人はご自身の才能に気付かれていないことも多いのですが、
最近、2次請け・3次請けの企業に勤務している人に、こういったスキルを
蓄積されている人が多いと感じます。

人材紹介会社に飛び込んで「自分の価値」を聞いてみてはどうでしょうか。
実は自分が「ピカッ」としていることに気付けるかもしれませんよ。


                             インゲート  川嶋 梢

*****

歌手や役者も のちのちビッグになる人は
なんだか新人のときから「ピカッ」としていますよね。
その逆に、新人のときは目立たなかったけど、
経験を積むにつれて「いい味」が出てくる人も。

いまのワタシはどうなんでしょう?
アルミホイルのように「ぺかー」とした輝きでもいいから
何か光っていると嬉しいなぁ。


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

Special

- PR -
コメント
lei2 2007/04/05 23:15

ほぼプログラマな私には頭の痛い話のような気がしましたね。
光る存在って、早々なれるもんじゃないと思いますけどどうなんだろ?
私の場合、現在の勤務先では気がつけば周囲よりもプログラマスキルは高かったりするんですけど、それでもネットに出ている方を見ると(ry

うおぉ、またネガティブモードだ。反省。。。

ばんちょ~ 2007/04/06 13:35

lei2さん。
川嶋さんも書かれているように、ピカッ★と光る人はご自身の輝きに気がついていないことが多いようですよ。
lei2さんも、実はピカッ★としてるのに気がついてないだけかも。
プログラマスキルが高い=一芸に秀でているのはとても素敵なことだもん。

誰かと比べるより、オンリーワンのピカッ★になれ!


コメントを投稿する
メールアドレス(必須):
URL:
コメント:
トラックバック

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/6883456

トラックバック・ポリシー


» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP


プロフィール

鈴木麻紀と丸の内ファイブ

鈴木麻紀と丸の内ファイブ

アイティメディアで、スキル/キャリア関連サービスを企画・運営しているチーム。

詳しいプロフィール

カレンダー
2012年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ikizama
カテゴリー

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


Special

- PR -
最近のトラックバック
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ