人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタント“つぶやき”をご紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……
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出勤の支度をしているときに、ある本を紹介しているコーナーに目が留まりました。
「当たり前だけど、とても大切なこと――子どものためのルールブック 」
アメリカの小学校教師が、祖母から教わった礼儀作法をルールにして生徒たちに教え
たところ、教室内の雰囲気が劇的に変わり、成績も州のトップクラスになったそうで
す。先日、ブックストアに立ち寄り手に取ってみました。その中身は
「質問には礼儀正しく答えよう」
「相手の目を見て話そう」
「誰かとぶつかったらあやまろう」
「口をふさいでせきをしよう」
……一見当たり前のことばかりですが、他者を尊重する心、自分を大切にする心を育
てる……一般社会での基本ルールばかりです。
たくさんの人とすれ違いながら毎日を過ごしていますが、この本に紹介されているよ
うなルールを『すべて』実践している人にはなかなかお会いできないのが実際です。
本を読むと、「当たり前」と思えることばかりですが、実際ビジネスパーソンとして
怒とうの忙しさの中では自分への甘さなのか、他人への配慮が欠けてしまうのか……
自戒の意を込めて自分自身結構できていないことがあることにハッとしました。
転職の際の難関である面接の場でもマナーは重視されます。
書類選考を通過しての「面接」ですが、書類上では判断しづらいスキル・経験の再確
認の場であるとともに入社した際に会社にとってふさわしい人物かどうか? を見極
めています。残念ながら面接がNGとなった際に理由を企業に聞いてみると、
「下を向きがちだった」「言葉遣い」「面接に遅れる連絡が事前にない」、など
「なぜ、あの人が……」と思われる理由が意外と多いようです。
どこで誰に見られているか分からない、人にどう思われているか分からない。第三者
から自身を見定められるのに、この「当たり前」のことができていないことだけをと
らえられて判断されるのは残念なことです。それなので、起きている時間は「心を込
めて」言葉を考え、「心を込めて」相手に思いを伝え、「心を込めて」人と接するこ
とができる大人でありたいとあらためて感じました。
簡単で身近な素晴しい教科書に久々に出合えた気がします。
ご家族やご友人などと一緒にぜひ手に取ってみてください。
ワークス・アンド・アソシエイツ 木村 桂子
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アイティメディアが入居しているビルでは、夜間や早朝は警備員の方が
ビルの入り口を守ってくださってます。
制服姿の警備員さんはみんな格好いいのですが、おひとり、特にステキ
な方がいます。何がステキって、その方はいつもニコニコ挨拶してくれる。
あの笑顔には、勝てません。
悪いことしようと思った人も 考え直しちゃいそうな威力です。
“生きざま”ガイド 鈴木麻紀
*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。
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