こんにちは、小林です。
今日は、30年近く週末にテニスをしているキャリアコンサルタントの杉山さんからお聞きした話です。
興味深かったのでみなさんにおすそ分け。
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テニスは仕事に似ているところがありまして。
試合中に優勢で、「勝てそうだから体力温存で逃げ切ろう」なんて思うと、とたんに劣勢になる。
逃げ切ろうと思うと受身になるんです。そんなとき相手が攻撃パターンを変えてくると、
対応が遅れて、あっという間に点差を縮められるんですよ。
そうなったらもう相手のペース。負け試合ですね。
仕事もそうで、保守的になると市場や競合、さらに自社内の環境変化についていけなくなる。
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「このまま同じ仕事したいな」とか「いまの仕事を粛々とやっていたいな」と思っていたら、
変化に対応できなくなるってことですね。
人にも組織にも慣性の法則が作用します。
止まると、そのまま留まる力が作用する。
反対に、動いていれば(変化していれば)動き続けられる。
数年前、あまりの忙しさに僕は「なんで会社って成長しなきゃいけないの?」と思ってました。
そりゃ株主への還元や従業員だって給料が上がるわけだしと頭では分かっているつもりでも納得いかない。
「成長を目標にしない会社に行きたい」ってなことも(笑)
しかしたとえ株主がリターンを求めなくても、従業員が給与アップを求めなくても、
企業は成長・変化をし続けなければ存続できなくなるのだと、最近やっと分かってきました。
成長しない => 停滞=後退 => 消滅、なんだろうなぁと。
これは自分自身のキャリアについても同じこと。
ITエンジニアの方ならば、特定技術ではやっていけなくなることを実感なさっていると思います。
成長または変化し続けなければいけないのはツライ、と思いがちです。
しかし、動き出せばそこに慣性の法則が作用して、動き続けることが苦にならず、むしろ楽しくなります。
Special
- PR -大木 | 2006/03/03 12:59 |
お邪魔します。 |
kobayashi | 2006/03/08 10:00 |
コメントありがとうございます。 |
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