【黄金の金曜日】「上司に読ませたいこの一冊」を挙げるとすると、それは何ですか?
リクエストしたネタを採用してもらえたので、今日はこのネタで書きます。
1票を投じるのは、つい最近読んだ
『大企業ビジネスマンが中小企業に移って成功する法』(河合昭彦著・生産性出版)
「こんな素敵なボスの下で働きたい!」というよりも、
「あのとき、あの人が、この本を読んでくれていたら……」
という視点からの1冊です。
タイトル通り、予期せぬ理由で中小企業に出向や転職をする中高年向けのハウツー
というベタな内容なのですが、これがなかなか。
曰く、
・資料作成などの実務はすべて自分でするものと認識せよ
・特定の専門分野を持つと同時に、いくつかの専門分野を併せ持て
・企画から入金までのすべてを自分の責任で引き受けろ
・役割は自分で探せ
「大きな会社からやってきた、口だけ出して手を動かさない」
おじさまたちに読んでもらいたかったなぁ。
みんな いい人だったんだけどなぁ。
という気持ちで途中まで読んだのですが……
この本に書かれている内容って、大企業から中小企業に転職した人だけではなく、
すべての転職者、いやいやすべての「働く人」に当てはまるではないですか。
そして わが身に当てはめてみたときに、思いました。
これは、「働くオンナ」にも必要な視点だなって。
大企業出身の中高年とはまた違った意味で、「働くオンナ」も、仕事の幅が限定
されがち。一人前の仕事をしているつもりでも、(本人の意欲とは別に)本当の
意味で最初から最後まで仕事に係わらせて貰えない状況に陥りがちだったんじゃ
ないかなぁ、と思います。
ワタシ自身もそう。
特定の分野には強くても、全体を見渡すという視点が欠けていたり、
トラブルのときに最後まで自分でクローズできなかったり。
ケツを持たせて貰えなかった、別の言葉で書くと「会社に守られていた」
上司に読ませたい~から だいぶ話しがそれてしまったけれど、
上司に読ませるハズが、自分で読んでむーうーしてしまった本でした。
最後に、自分自身にカツを入れるとともに、仲間たちにエールを送ってしめくくりたいと思います。
働くオンナたちよ、ワタシ 頑張るよ。
みんなも腹くくって頑張ろうじぇ!
……鈴木麻紀でした。
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