suzuki40-40  こんにちは、生きざま大将、鈴木麻紀です。
ワタシたちは、日中は人さまの転職を支援するのをナリワイとしていたりします。
そこで「安易な転職はしないでね」と日々訴え続けてもいるのですが、
ハタと振り返ると、丸の内ファイブって結構 転職経験豊富。
そこで、今日はみんなの「転職観」について聞きたいと思います。

ちなみに、全員の経験社数を足すと結構な数字になりそうね。
ワタシは現在5社目です。

yana 私はこの会社が4社目です。新卒で入った会社は食品専門の商社。
商社というと聞こえはいいけど、平たく言うと問屋さん。
流通業に見切りを付けて最初の転職を決意。
yahooの株価が1億円、というニュースを見てIT業界に転職を即決。
そして転職した会社はIT系の社会人向けスクール。この会社で師匠と出会う。
師匠の教えは「努力しなさい」「転職するなら給料が上がる転職をしなさい」でした。
一応、転職を繰り返すごとにスキルと給料は上げてきたけど、遊ぶ時間はどんどん減ってる。
まあ、努力の仕方が下手なのでしょうね。

osugi5054 私は金融業界→ホテル業界→人材紹介業界→モバイル業界とさまざまな業界と
職種を渡り歩いて、アイティメディアが5社目の会社です。
どの会社でも大事なことを学んできて、遠回りはしたけれども、
やりたい仕事ができている今の自分があるのかなと思ってます。
ここ数年の私は仕事も遊びも一生懸命がテーマ。
それを教えてくれたのも前にいた会社だったように思います。
だけど、転職回数は絶対に少ないほうがいいよ、千葉さん

chiba 人財系の部署で仕事をしているので、人の転職には興味があるのですが、
自分のこととなると…。
新入社員ということもあり、今のところはそこまで考えが及ばないです。
しかも、採用試験の時に「会社と一生添い遂げます」と無意識のうちに
言ってしまったので「添い遂げたい」という願望があるのかもしれません。
ただ、友人知人が何人か転職していることもあって、僕もいつかは転職する
のかしらんと漠然と思ったりしています。
転職で得られる(た)ものって何ですか。教えてください。部長!

kobayashi 新人の部下に「転職はいいぞ」っていえるわけないだろ、俺が(苦笑)
自分の転職活動経験はこんな感じ。

社会人 3年目:担当業務がイヤで転職活動して内定もらったけど、結局辞退
       → 逃げたくないと思い直した

社会人 5年目:ついに会社が解散することになって異業種へ転職
       → 未経験分野なので、新サービスの企画書を添えて一般応募

社会人 7年目:スカウトされた人材紹介会社に従って活動するも内定もらえず
       → このときも当時の仕事が不満だった

社会人10年目:その会社でやりきった感があって、いまの会社へ転職
       → 仕事への達成感があったときに誘われた

こんな経験をしているので、人材紹介会社クライス&カンパニーの丸山社長
のインタビュー
には共感したな。

振り返ってみると、いまの会社に落ち着くまでは2~3年周期で転職活動している
ことになる。転職するかどうかは別にして、自分の価値を客観視するためには、
このくらいの周期で転職活動することはいいことだと思うよ。

しかし、イヤだから転職するのではなく、いまの仕事はやりきったと思えるとき
に転職すべき
。ということで、あと10年はオレの下で働け > 千葉よ

最後はウチの部でもっとも転職経験豊富な小島さんに締めていだきましょ。

kojima 転職は……多いほうだと思います。行った会社の数は、たぶん2桁いってますね。
私の場合、20代はCMやビデオの制作会社で働き、フリーランスで仕事をしたこともあ
ります。30歳を目前にしたとき世の中の状況が悪くなっていくのを見て、業界から足
を洗って、派遣会社に登録して派遣社員で働いたり、知り合いの紹介の会社で契約社
員で働くということを繰り返し、流れ流れてここに至るという感じです(笑)。

すごくいい加減に転職を考えていたかもしれませんが、いろいろな人にお世話になり
ました。転職は、スキルやキャリア、やる気も重要な要素ですが、人と人との繋がり
とタイミング!
これも武器なんじゃないかって、いい加減な私は思います。

suzuki40-40 全員合わせると28社!
かなり転職マスターなワタシたち。
それだけに、転職に対する思いや考えもそれぞれありますね。

最後にワタシの転職観なんですけど、人様のキャリア相談にのっていると、
「転職のベストタイミングはいつなんですか?」
という質問をされることが多いですね。
そんなときのワタシの答えは、
「会社に恩を返したな、と思えたとき」 です。

転職という経験を+にするのも-にするのもその人しだい。
仕事やあれやこれやで頑張ってきた軌跡、それが「生きざま」なんだね。
ということで、これからも“ボクらの生きざまSHOW!”をヨロシク!

鈴木 麻紀

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コメント
大木豊成 2005/11/13 11:25

お邪魔します。
最近、転職を煽る雑誌が多数出回る反面、安易に転職するな、といった書籍も発刊されています。
僕は、「どちらにも賛成!」です。長いスパンで考えると、転職ってあくまでプロセスであり、きっかけなんだと思います。
そのプロセス「だけ」にフォーカスしてしまうと、またすぐに転職してしまうこと(そういう人も多いようですね)になるのだと思います。
せっかく転職したのだから、「自分の身になる仕事」をしたいですよね。

小林 2005/11/16 00:03

大木さん、コメントありがとうございます。
そうなんです、転職はあくまで手段。言ってみれば結婚と同じ(笑)。それ自体を目的にしては、本末転倒ですね。
また手段だとしても、目標を達成する手段であって、不満の回避の手段となってはいけません。「転職して何を実現したいのか」が重要です。


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