人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
人材コンサルタント“つぶやき”をご紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

あるテレビ局で土曜日夜に放映している「世界一受けたい授業」って番組ご存じですか?
私この番組がとても好きで、たまった洗濯をしながら毎週楽しく見ています。

先日は「食に関する素朴な疑問」という内容で、
「なぜ子供はピーマンが嫌いなのか?」
「なぜおふくろの味が美味しいのか?」
というような疑問を、京都大学の伏木亨教授が講義してくださいました。

その中で心を打たれたフレーズは
「信頼できる人から出されたものは、何よりもおいしいと感じる」
というもの。味は単なる味覚だけではなく、視覚や情報などさまざまな刺激に
よって決定されるというものです。

確かに、両親や彼女のお気に入りの料理は、いつでもおいしく感じますよね。
でも、見た目が悪かったり、調味料を入れすぎたなんて情報を事前に知ると、
どんなにおいしくても、最初のひとくちは抵抗してしまうのではないでしょうか。
今回の講義も、“なるほど”と感心ばかりしていました。

仕事を選ぶときも同じかもしれません。
見ず知らずのキャリアコンサルタントが、どんなに良い企業だと推奨しても
「本当に大丈夫なのだろうか」と心配してしまいますよね。
でも友人であったり、両親であったり、自分が信頼している人が推奨してくれたら、
やっぱりその企業に行こうと思うものです。

お互いの信頼関係を築いてから話を進める、というのが、私のキャリアコンサルタン
トとしてのモットーです。今回の「食」を「職」に置き換えて、誰からも信頼される
そんなキャリアコンサルタントになれるように日々努力しております。

どうすれば良いか誰にも相談できないと悩んでいる方、メールでも電話でも、
まずは私たちキャリアコンサルタントにご相談ください。
皆さまの信頼を得られるように、最大限のサポートをお約束いたします。

毎日コミュニケーションズ 海波(かいなみ) 芳和

*****

私見なんですけど、美味しい料理を作る人にはステキな人が多いような気がします。
美味しいものを食べさせたいと工夫したり、相手をおもんぱかったりする気遣いが
そうさせるのでしょうか。

ということは。
キャリアの相談にのってくれたり、転職の希望をかなえよう、とワタシたちの気持ち
や考えをくみ取ってがんばってくれるキャリアコンサルタントにも、ステキな人が
多いのかも。

「料理が上手なキャリアコンサルタント」次回の合コン相手はこれでいこう。

                                                                          “生きざま”ガイド 鈴木麻紀

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

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