レコメンドするサービス
携帯電話が一般的に普及し、モバイルのデータ通信の常時接続も普及しようとしています。携帯電話も高機能化し、モバイルの動きはさらに加速することが予想されます。
- ユビキタスサービスプラットフォーム技術 4.0億円程度
- ユビキタス端末技術 6.0億円程度
- ユビキタス空間情報基盤技術 5.0億円程度
幅広い利用者が、いつでも、どこでも、状況に応じたユビキタスネットワークサービスを容易に利用できる環境を実現するため、ユビキタスネットワーク技術のさらなる高度化、汎用化、低コスト化等を可能とする共通基盤(プラットフォーム)技術の研究開発等を行う。
①ユビキタスセンサー情報透過技術
利用者やモノを取り巻く多量のセンサー情報を柔軟に利用可能とするため、複数のセンサーで構成される小規模なネットワーク内のセンサー情報に加え、近隣や遠隔にある別のネットワーク内のセンサー情報についても、それらの所在や運用者を意識することなく透過的に利用可能とする技術を確立するための研究開発を行う
様々なセンサーネットワークから収集したセンサー情報をリアルタイムに処理して、利用者やモノの状況・行動に関する情報(状況情報;context information)を生成するとともに、状況情報を広域的に分散管理し、要求に応じて配信する技術の研究開発を行う
利用者の嗜好やプライバシー等に関する情報と広域的に共有された状況情報に基づき、利用者が必要とする最適なサービスをセキュリティを確保しながら合成し、提供する技術の研究開発を行う
の3つを取り上げています。
これらの中で新規性が高いと私自身感じているのが、③の状況情報サービス連携技術です。経済産業省が主導している「情報大航海プロジェクト」においても、「行動履歴とコンテンツ文脈に基づくレコメンデーション(PDF)」、「行動履歴に基づくレコメンデーション(PDF)」、「TOPに応じた推薦ができるコンコルジェ型レコメンデーション(PDF)」等のサービス共通技術が紹介されており、レコメンドサービスに関しての取り組みが顕著なことがわかります。