海外からの起業家へのアクセラレーター/支援プログラムが増える日本
平石郁生さんがCo-founderとして、起業家に(共同創業者などの)matching programを提供するGo Global Catalystを立ち上げました。その初のDemo Dayイベント、グローバル・スタートアップ創出カンファレンス - GoGlobal Catalyst Demo Day - に行ってきました。
ピッチする起業家は、欧米、東南アジア、インド、そして、アフリカ出身の起業家も。様々な国々からの起業家によるプレ・シードというかかなり早いステージのスタートアップのピッチを拝見しました。もっとも、メルカリや楽天で働いたり、日本の大学にいた等、日本に数年いる方々が多く、この層が厚みを増している、かつこの層は起業家精神が旺盛な方が多い気がします。
なお、国際的起業人材を対象としたアクセラレーターなどのプログラムが急に増えています(総数はまだ限られるが)。
先日、Demo Dayでのパネルに小生が登壇したAntlerは、国際的起業人材の起業チーム創生サポートをしています。
参考;Disrupting Japanのインタビュー記事 Foreign founders are changing how Japanese start startups
この記事でAntlerのSandeep氏は、GoogleやAmazonほか多国籍企業で日本に来た人材、そして大学などの研究者で、共同創業者を求めている方々がAntlerのプログラムに参加する層と語っています。
また、小生が応援しているShizen Capitalは、国際人材が日本で起業したスタートアップに数多く投資しています。
それから、日本に興味がある海外のスタートアップも目立ちます。
Sakura Deeptech Shibuya Acceleratorは、MITの先生2名がメンターですが、参加のスタートアップは日本1社、海外9社です。
小生がメンターとアドバイザリーカウンシルのメンバーである、Techstars Tokyoは、スタートアップ12社のうち日本からと海外から半々(2024)。
このように、確実に日本のスタートアップ・コミュニティも国際化が進みつつあります。面白いですね。