坂本史郎の【朝メール】より:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 坂本史郎の【朝メール】より

ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

« 2012年8月31日

2012年9月3日の投稿

2012年9月4日 »

おはようございます。

今朝は「弱点をさらけ出す」ということの考察について。

==

「自分は人とは違う、特別なんだ」

人は誰でもそう思うものです。そして、それはそれで悪いことではないです。
生きる上、成長する上での大きなモチベーションになるからです。
実際のところ、一人称で考えられるのは自分しかいません。

だから「自分は違う」でいいのです。

ところが「自分は違う」の、根拠の持ちどころには注意した方がいいです。

「頭がいい」「センスがいい」などの『根拠の無い自信系』から、
「資格がある」「いい会社に勤めている」「有名大学出身だ」などの『スペック系』まで。

人との比較を元に根拠を持つと大きな落とし穴が待っています。

==

万能な人などというものはいないです。
全てにおいて何かを極めようとすれば、それ以外のものを捨てるからです。

確かに器用でいくつかの芸に秀でた人もいます。
ただ、人が全てにおいて他人を凌駕することはありません。
これはつまり、人と比較すれば必ず誰かに負けてしまうということです。

でも負けは悔しい。そこで自動的に言い訳が出てきます。
『一人称の自分』がいて、いつもぶつぶつ呟いていることでしょう。

「忙しいんだから仕方ない」
「体調が悪いんだから無理」
「あの人と相性が悪いから力が出せない」
「足が痛いからできない」

弱点をさらけ出して楽になる。

==

自分は、弱点はどんどん見せても構わないと考えています。
ただ、そこに一定のルールがあり、それを守らなければいけないとも考えます。

それは何か。

「改善しようとする意志無しで弱点をさらけ出すのはルール違反」です。

単なる弱者であることを表明すること。
それを理由に成長することを諦めていること。
成長することを捨てていること。

弱点をさらけ出して投げ出して、楽をしようとする自分を戒めています。

==

「体が硬くて…」と、言いながらテラピスにチャレンジしています。
内心では「年にきっと数ミリずつ改善していはず」と。

「フォービート苦手で…」と言いながらジャズにチャレンジしています。
内心では「少しずつでも上達して周りを驚かせてやるぞ」と。

「まだまだ事業が弱小で…」と言いながら事業にチャレンジしています。
内心では「継続的に成長させて百年後には確固たる会社にするぞ」と。

実際のところはかなりの独りよがりかも知れません。
ただ、その意志を強固に持つこと、持ち続けらること、改善すること。

ライバルは過去の自分。

それを「自分は違う」の、根拠の持ちどころにするのがいいと考えています。
「自分は前の自分から成長している」で充分。
だから、今やっていることを投げ出さないのだ、完成させるのだと、自分を励ましています。

Shiro Sakamoto

« 2012年8月31日

2012年9月3日の投稿

2012年9月4日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

坂本 史郎

坂本 史郎

e-Janネットワークス株式会社 代表取締役。
東レ、バージニア大学MBA、IT企業創業とユニークな経歴。コミュニケーションデバイスと組織の理想形を追い求める。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
shiro
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ