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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

社内教育と表現すると「おこがましい」とは思うのですが…

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おはようございます。

雨の朝。昨晩は会社から傘を持って帰ってよかったです。

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===ほぼ毎朝エッセー===

「何かの気付きになるといいな」

仕事とはちょっと違う角度で新しいことを知るのはとても大切です。そしてその機会を会社が試しに提供してみるということを続けています。「社内教育」というとおこがましいとは思うのです。

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まずは、社員同士が教え合う場です。

OJTは普通にありますが、それ以外には次のことをやっています。具体的には「3分間スピーチ」と「CACHATTOレクチャー」、そして「ドキュメントチェック」でしょうか。

「3分間スピーチ」は、くじで順番を決めて週に一度、全員会議の最初にプレゼンしてもらうものです。テーマは自由。本人の業務、趣味、関心ごとからピアノ演奏まで、多岐に渡りますが、3分間というルール以外はありません。

「CACHATTOレクチャー」はCACHATTOについての新機能や仕組みなどについて、その分野の専門家が詳細を30分ほどで説明してくれて他の人たちと共有するという場です。基本的には週に一度。執務室で複数の画面にパワーポイントのスライドを流してマイクとスピーカーを使って説明。基本的には自席近くで参加できるスタイルです。

「ドキュメントチェック」は社外に出す資料を事前に社内でチェックして、気付いたことをコメントするという場です。これも、どういうドキュメントが出ているか知ってもらうレベルから、人の書いたドキュメントにコメントを入れるという勉強の場にもなります。

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次には外部講師によるレクチャーです。

これまた内容は自由で、月に一度目安で開催しています。

内容は、聞き方について、スケジュール管理について、英語でのディスカッション、海外でのNPO活動具体例について、セキュリティについて、スケジュール管理についてなどなど。

ユニークなところでは年に1度の合唱によるチームビルディングや、月に3回実施しているピラーティスもその一環です。つまり、音楽と体育の授業まであるわけですね(笑)。

また、社外での集合研修のようなところへの参加もトライしています。

こういった、非定形な教育って、経営的には研究開発と似ていると思います。失敗を恐れていてはいけないと思うのです。どんどん試して、いいものを残す。

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先日の経営会議では、皆の英語レベル底上げのために何をすればいいかとも議論になりました。結果的には、各自が週1時間程度を業務時間内で1対1の英会話に当てられる機会、それを会社が与えるのがいいのではないかと。

なんとも気前がいい話かとも思います。でもこれは合理的なのです。英語は必ず使うことになります。実際、社内での開発会議はだいぶ前から英語です。全体のレベルアップが必要です。

英語をやるにも、英会話学校に新たに通うにもエネルギーが必要。それよりも週に1度、確実に外国人ときっちり話すことが機会としてある方がいいのではないかと。忙しい業務時間への気分転換にもなる。

そのために英語講師2-3名に交代で来てもらい、4階のライブラリーと呼ばれる会議スペースで実施する。そんなスタイルがイメージできました。

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実際にやろうとすると、これまた、社内にリソースがあるのですね。

早速、英語講師経験のある新入社員のAさんに仲間を紹介してもらっています。彼女は日本人なのですが高校途中までシカゴに住んでいたため、英語ネイティブ、学生時代に英語講師をやっていた人なのです。

その講師候補たちとの面談をこれからKさんにスケジューリングしてもらい、運用の仕組みを考えて、6月くらいからスタートしたいと考えています。

私の気まぐれなリクエスト。それを受けてKさんが創意工夫してアレンジ。Kさんは、「気づく能力」が強く事前にあれこれ気がついてくれるので助かるのですね。これまた大切な仕事です。

このように、物事が自然といい方向に進む経験を良くします。自分は人に恵まれていると思います。

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