人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でITエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介します。
さてさて、本日の“つぶやき”は……
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皆さんはキャリアの次のステップとして、どのような仕事を考えていますか?
最近、大手企業がこぞって積極募集を始めたニーズが高い職種が
「ITアーキテクト」です。某大手システムインテグレータでは、直近で100名
以上の規模にまで増やすという話もあります。
ITアーキテクトとは、システム開発のプロジェクトで、より高い品質のシステム
を構築するために最適なプラットフォームや開発技術・開発プロセスの選定や
設計を行って、プロジェクトメンバーの技術支援をする仕事です。
ではITアーキテクトにはどのようなスキルが必要かというと、以下のような
ものです。
・オブジェクト指向言語での開発経験
・OS、データベース、ミドルウェアに関する知識
・開発標準策定、ソフトウェアフレームワーク構築の経験
・基幹系システム開発でのプロジェクトマネージャの経験
・サーバ、ネットワークなど基盤系技術の知識
もちろん、すべてのスキルが必要なのではなく、企業によって求めるスキルには
かなり差があります。ただし、必ず求められるのが、企画力や提案力です。
なぜなら、開発メンバーに対しては技術的な教育やバックアップを、顧客に
対しては、最適な製品を提案すべく、提案書を作成してプレゼンテーションを
行う機会も多い仕事だからです。
「ITアーキテクト」は、開発にかけられるコストや期間に要員、また実現すべき
機能的要件や環境などをすべて考慮したうえで、トータルにプロジェクトを成功に
導く責任のある仕事です。自分がデザインし、提案して採用されたシステム開発
方針を基にプロジェクトが成功するなんて、やりがいのある仕事だと思いませんか。
今回はIT業界のなかでもトレンドとなりつつある職種をご紹介しましたが、
このほかにも、あまり表に出にくい非公開の情報も多く集まってきています。
現在のITに関する転職市場の動向を加味した適職をお探しであれば、ぜひ1度、
人材紹介会社を訪ねてみてください。
毎日キャリアバンク 梅岡 淳子
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先日、ITアークテクトの取材に同席しました。
全体を見渡すバランス感覚と、技術力。
そして徹底したプロ意識に感銘を受けました。
まだまだ彼の足元にも及ばないけれど、
せめて、自分の人生の「生きざまアーキテクト」になりたいなぁ。
私はこうしてITアーキテクトになった
生きざま番長 鈴木麻紀
※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。
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