人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

私の仕事は、転職のサポートをさせていただくことです。
その経験談の中から、今日は転職活動における身だしなみについて
お話しさせていただきます。

面談にいらっしゃるほとんどの方が、スーツで来られます。
ですが、IT企業で働く方の中には普段スーツで通勤していない方も多いからか、
気になる点がいくつかある方もいらっしゃいます。

まず目に付くのは、しわだらけのスーツやシャツ。
また、ネクタイが曲がっているシャツが出ているというのも気になります。
まるで飲み会の帰りのようです。
これが企業との面接の場だと大問題になります。

実際に、企業の面接で
「スーツからシャツが出ているなど気になる点があり、
スキルや人柄は問題がないが、社会人としてのマナーに疑問がある」
として不合格になってしまった方もいらっしゃいます。

「仕事の内容と服装なんて関係ない」という考え方もありますが、
身だしなみがキチンとしていない方は、仕事にも影響すると思われることが
多いようです。

日ごろスーツを着ていない方は、企業訪問の前に鏡でご自身の姿を確認して
から面接に望んでみてください。
それだけで、面接でのあなたの第一印象がずいぶんとよくなると思いますよ。


                      パソナキャリア  西川 可那子

*****

「ITエンジニアはの服装じゃない、能力で判断して欲しい」
という気持ちもわかりますが、服装からは、その人の面接にかける
“真剣度”が伝わってきます。

だってさ。
初めてのデートに、あいてが適当な格好で、目ヤニつけて、
寝癖ピョンコ立ちで現れたら、
「あれー。今日のデート、楽しみじゃなかったのかなー」
ってがっかりするじゃない?

スーツの着こなしについては、こちらの記事をどうぞ。
お洋服屋さんの人事、かつキャリアカウンセラーでもある「シロくん」が
基礎から、ガッチリ説明してくれてます。

 備えあれば憂いなし
 転職活動にふさわしい服装・身だしなみ


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

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コメント
吉田 賢治郎 2007/05/07 16:11

 バーベキューにスーツで行くのがおかしいように、企業人と初めて会うときはきっちりとスーツで行かなくてはならない、と以前の会社で新入社員に話したことがあります。
 バーベキューでも、お客様に会うときでも、相手が好みそうな身なりをするべきだと。
 面接でもお客様訪問でも「相手がお年寄りのエグゼクティブ」であることを前提にキッチリとしたスーツ、白くない靴下、しっかり磨いた靴、華美でなくノリのきいたワイシャツ、そして、いかにもまじめそうな髪型が重要だと思います。
 

吉田 賢治郎 2007/05/07 16:15

言い忘れました。 ブログが転職に役立つことを、投稿しました。 時間がある時にコメントください。 トラックバックしておきます。

ooki 2007/05/07 16:40

面接で「能力を判断しろ」と言われても、限界がありますよね。
見た目だけで判断は出来ないのは事実ですが、見た目が不要、なわけではないと思います。
採用する企業側も、クライアントの前に、よれよれで出ていって欲しくないでしょうし。
ということが、理解できるかどうか、も「能力」の一部なのでしょうね。

平野洋一郎 2007/05/07 18:06

「ITエンジニアは服装じゃない、能力で判断して欲しい」と考える人は、それを実践すべきですね。着慣れないシワシワのスーツを着て評価を落とすのではなく、自分なりに相手に失礼でなく清潔感のある服にするのが吉ではないでしょうか。ちなみに、うちのエンジニア採用では、スーツで来るかどうかは関係ありません。よっぽど、シワシワのスーツで来るほうが気になりますね(笑)。

とおる 2007/05/07 19:18

しわしわのスーツ、磨いていない靴、よれたネクタイ、シャツのボタンをはずしている(はずれている)。これでは、準備ができていない、と思われてもしかたないですね。立っているときは、スーツのボタンをはめる。ちゃんと腕時計をしている(私は、場違いな高級腕時計をしていないかも、見ます)。
 
と、いいながら、私は今日はスニーカー、チノパンツ、ポロシャツで出社してしまいました。m(_ _)m

ばんちょ~ 2007/05/07 20:45

みなさま、コメントありがとうございます。
自社の採用の場において発言権がある(であろう)お歴々のコメントを見て、やはり服装は大事なのだな、とあらためて思いました。
そしてポイントは「スーツを着ていること」にあらず、
「相手を気遣う心意気」と感じました。

・バーベキューでもお客様に会うときでも、相手が好みそうなみなりをするべき(吉田さん)
・クライアントの前によれよれで出ていって欲しくないということが理解できるかどうか、も「能力」の一部(大木さん)
・失礼なく清潔感のある服にするのが吉(平野さん
・(シワヨレでは)準備ができていない、と思われてもしかたない(とおるさん)

何故その服を選んだのか、の「理由」が大切なんですね。
というワタシも、今日はジーンズです(社内作業dayだったもので)てへへ。


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