こんにちは。生きざま番長 鈴木麻紀です。
昨年のニュースで恐縮ですが、“ホワイトカラー・エグゼンプション”、
皆さんはどう思われましたか?
ワタシは、テレビのニュースで労働組合の方が叫んでいた言葉がズシリときました。
「金の問題じゃない。労働者の健康、そして命の問題なんだ!」
“ホワイトカラー・エグゼンプション”が導入されれば、長時間労働や過労死が助長
されるのではという懸念、つまり日本国憲法第二十五条の
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」が守られなくなる。
それは、残業代が削られることより深刻な問題なんだ。(という趣旨だと、ワタシは理解しました)
個人的な意見ですが、ワタシも一労働者として“ホワイトカラー・エグゼンプション”の
導入には疑問を感じています。
なぜかっていうと、日本人の“気質”が この制度に向いていないと思うからです。
例えば。
どんなに一所懸命 働いても 定時内には終わらない分量の仕事があって、
定時内にめいっぱい誠実に働いたけど、案の定 仕事が残ってしまった場合。
A 「精一杯やったけど終わらなかったんだからしょうがない」、と仕事を残して定時に退社する
B 仕事が残っているから、終わるまで残業して働く(それが有給か無給かに関わらず)
日本人は、圧倒的に後者が多いと思うんです。
前者タイプの人がいたとしても、周囲に無言の圧力をかけられる。
雇用側に悪意がなくても、労働者が自分で自分に足カセをはめてしまう。
ましてや悪意があったらと考えると、ガタガタブルブル ガタガタブルブル……。
「残業代は出ないんだから、定時分の仕事しかしないもんねー」
と言えるぐらいのタフさ(ラフさ?)があればいいんだけどねー。
日本人は真面目すぎるもの。
Special
- PR -| Kawakami | 2007/01/04 21:16 |
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この問題(ホワイトカラーエグゼンプション)は、他方門から見ないと池に問題だと思うんです。 | |
| muwmuw | 2007/01/05 00:49 |
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年収が一定以上で、正社員という身分保障がある方が、「命の問題」といわれましても。 ワーキングプアな本当に生存の危機に直面している非正規労働者を救おうとして来なかった労働組合員の方々の収入が少し減るだけではないですか。 今みたいに派遣が増える以前でもクリエイター職や研究職など裁量労働制で残業代など出なかった職種もたくさんあったんですし、そういった方々のことを労働組合が救ってくれたという話も聞いた覚えがありません。 裁量労働制の方々や非正規労働者の方々も同じ時間、同じ量の労働をこなされていた筈なんですけどね。 | |
| ばんちょ~ | 2007/01/05 01:09 |
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kawakamiさん、こんにちは。 | |
| ばんちょ~ | 2007/01/05 02:19 |
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muwmuwさん、コメントありがとうございます。 | |
| nep | 2007/01/05 03:19 |
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裁量労働制で仕事をしていますが、 結局、ホワイトカラーエグゼンプションを実施したところで、成果に対する報酬は実現されないということです。 | |
| himat | 2007/01/06 15:56 |
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本来成すべき反対は、一旦導入されてしまうと、それを大義名分に下級管理職まで拡大適用・・・・だと思うんです。 | |
| ばんちょ~ | 2007/01/06 18:39 |
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nepさん、himatさん、コメントありがとうございます。 | |
| mori | 2007/01/15 22:24 |
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長年のいじめと職場環境の問題で健康を害した上、 やはり自殺しかないのでしょうか? | |
| ばんちょ~ | 2007/01/16 03:10 |
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>moriさん | |
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