人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……
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ITエンジニアが転職先を選択する1つの考え方として、日本企業か外資系企業かとい
う選択肢があると思います。外資系企業で働いた経験のある方は、外資系企業特有の
社風やさっぱりとした人間関係に好感を持ち、外資系企業への転職を好む傾向がある
ようです。
しかし外資系企業は組織変動が多く、必ずしもいつも希望どおりの企業に転職できる
とは限りません。その場合、「いまさら日本企業に戻りたくない」という方にはほか
の選択肢として、日本企業でもいわゆる“新興企業”へ転職される方がかつては多く
いらっしゃいました。
ところが、新興企業がたびたび世間を騒がした影響でしょうか。最近は、新興企業へ
転職する流れが急激に弱くなったような気がします。外資系企業経験者は、今後しば
らくは日本企業か外資系企業かの選択に戻ると思うのですが、慣れ親しんだ外資系企
業特有の社風やさっぱりとした人間関係を求める方はどうすればいいのでしょうか?
それに対する答えを、先日旅行で行った北京と上海で見付けた気がしました。かれこ
れ16年ぶりの中国だったのですが、その街並みの変化に驚いてしまったのです。
北京は環状道路に信号が無く、渋滞し始めるとまるで駐車場状態。上海はサンフラン
シスコのような街並みで、次から次へとまるで新宿の高層ビル街が連なっているよう
な景観で、16年前とは何もかもが違いました。
私は仕事柄、アジアの国々のエンジニアとお会いして、日系企業や外資系企業を紹介
することが多いのですが、逆に外資系企業で働きたい日本のエンジニアの新たな選択
肢として、アジアで働くという考えもあるのかなと思ったのです。
世界は広い。しかしITによって急激に1つになっています。“世界”という観点で会
社を選択するのも、エキサイティングで面白いと思いますよ。
ヴォルテックス 竹内 基泰
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番長だって丸の内OLですもの、海外旅行が大好きです。
リゾート地やヨーロッパなんかも興味がないわけではありませんが、
最近のお気に入りは、もっぱらアジア。
旅行代金が安いし、美味しい食べ物がいっぱいあるし、少ない日程でいけるし。
そして、アジアが好きな最大の理由は、「パワーにあふれている」から。
竹内さんも驚かれたように、急激なスピードで経済が発展し、街並みが年々変化
していくさまも興味深いし、そのスピードに負けないぐらいイキイキと希望にあ
ふれている、行きかう人々の表情を見るのが楽しい。
いつかはアジアで働いてみたい、と実は密かに思っています。
アイティメディア タイペイ支局とかできないかなぁ。
生きざま番長 鈴木麻紀
* 本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。
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