コンニチハ。生きざま番長 鈴木麻紀です。
先日、生まれて初めてバスツアーなるものを体験してきました。
観光に興味のないnon情緒な番長が選んだのは、ズバリ!
「いちご狩り&ビール工場見学・試飲&アウトレットお買い物」
「美味しい」「安い」の実利優先、欲張りツアーです

で、ワタシにとってのメインは「いちご狩り」。
ヘタのキワキワまで真っ赤に熟したいちごを採り放題・食べ放題という“アレ”です。
ビニールハウスで練乳とヘタ入れをもらって、レッツラドン!

まーいっ! いしーいっ!
ウキャキャウキャキャと浮かれつつ、ふと隣にいた学生3人娘の
抱えているヘタ入れを見たら、なんだかおかしい。
ワタシの緑一色のヘタ入れとは様子が違い、なんだか“赤い”のです。
なんでじゃろーと思って チラリ覗きこんだら、そこにはいちごの
ヘタと共に、ヘタ近辺の果肉までが入っていました。

そう。
彼女たちはイチゴを2/3ほど食べて、ヘタに近い部分をポイしていたのです。
キワキワまで真っ赤ないちごなのに、はじっこまで甘いのに……。
「最近の若い娘は、ブツブツ」と嘆こうと思ったのですが、よーく見ると
ヘタ近(ヘタチカ)をポイしているのは、若者だけではなさそうです。
かなり年配の方でも、赤い部分を山盛りにしたカラ入れを持ち歩いている方が
チララホララ。どうもいちごの食べ残し方に年齢は関係なさそうです。

Ichigo_watashi Ichigo_other_4

←コッチ ワタシ    コッチ 3人娘→

ワタシは“生きざま番長”であると同時に“食いしん坊番長”でもあるの で、
食べ物を粗末に扱うのが大の苦手。
「おまんら、いちご畑の中に正座させて 説教しちゃろうか」と憤っていたら、
同行の友人がまぁまぁとなだめつつ「分が悪いよ」と忠告します。
見れば、その場にいた多くの人がヘタ近残多し。
気が付いたら、世はヘタ近残し派がマジョリティー。
キワキワまで食べているワタシはマイノリティーだったのです。

あなたは“キワキワ派”? それとも“ヘタ近残し派”?

帰宅後。
いちごが、いちごが……とぼやいていたら 母ミチコがひとこと。
「オバサンまでもがはじっこまで食べなかったのは、それがタダだからよ。
 どうせ同じ値段なら 美味しいとこだけたくさん食べたいんじゃない?
 自分でお金払って買ったいちごなら、キワキワまで食べるから安心しな」
そういうものなのか……???

鈴木 麻紀

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コメント
大木 2006/04/14 16:27

ご飯を残したら「お百姓さんに怒られる」とか「※を無駄にすると、目がつぶれる」と言われて育った人間は、どんな前提であろうとギリギリまで食べてしまいます。(^^;
というわけで、僕は「キワキワ派」です、ハイ。

HighlandPark 2006/04/15 07:43

私もキワキワ派ですね。やっぱりもったいないのと、作っていただいた方に申し訳ないので...

あぶら 2006/04/16 01:17

「キワキワ派」です。私も食べ物を祖末にするとしかられた世代です。以前桃狩りに行ったとき、桃の芯の部分を残したら農家の人に「うちの桃は種だけになるまで食べて!」と注意されたました。そのとき桃の種を初めて見て種の大きさに驚きました。

maki 2006/04/17 11:00

キワキワ派多し、うれしいなー。
まぁ、この場で「ヘタ近残派(へたちかざんぱ)」です、と宣言するのも勇気がいることですが。
また、皆さん他の食べ物でもキワキワ派を実践なさっていらっしゃることもうれしかったです。
いい1週間のはじまりだぁ。


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