こんにちは、生きざま番長 鈴木麻紀です。
銀座に「吉宗(よっそう)」というお店があります。
蒸し寿司や皿ウドンなど、長崎料理を供してくれるお店で、
安くて美味しいので、番長お気に入りのお店です。

Yosso ココには、ワタシが「吉宗の宝」と呼んでいるものが2つあります。
1つ目は名物の デカデカ茶碗蒸し。
もう1つは……。

吉宗は、味もさることながら接客がピカ一。
店内はいつも清潔だし、料理はタイミングよく出てくるし、
食べ終わった食器はいつのまにかテーブルの上から片付いている。
なーんでこんなに気持ちの良いサービスができるんだろう?
店長の教育が良いのかしらーん? とある日茶碗蒸しを頬張りながら
店内を見るともなく眺めていたら、ある女性店員の存在が目にとまりました。

料理を運んだら、カウンター戻りつつ他のテーブルの食器を片付けたり、
注文をとる。手が空いたら、食器を洗って、棚に並べる。
余裕があるときは、メニューをせっせと磨く。
彼女の動きには無駄がまったくありません。
空いた時間があっても同僚とおしゃべりに興じたりはせずに、積極的に
仕事を見付けて作業をしています。
そして、その姿が 実に楽しそうなんです。

他の店員もみんな誠実に動き、店内は心地よい空間に保たれているのですが、
いつも最初に 率先して動き出すのは彼女。
そして その彼女を後を追って、みんなテキパキ イキイキと動きだしている
様子でした。
その姿を見て、吉宗の秩序は彼女が牽引しているのだなーと思い、
それ以来彼女のことを「吉宗の宝」とココロの中で呼ぶことにしたのです。

「仕事にタマシイを込めている人は美しいなー」
ということで、そんな気持ちもこめて記事をしたためました。
よかったら見てね。

鈴木 麻紀

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コメント
kouta 2006/03/31 16:06

吉宗は長崎でもっとも有名な料理屋さんかもしれません。巨大な茶碗蒸しには驚かされます。長崎のお店は下足番の人がいたりで老舗の良さが残ったいいお店です。古き良きをうまく継承しているあたりが、気持ちよさの源でしょうか。

久々に行きたくなってしまいました。

maki 2006/03/31 20:26

思わず、長崎に行きたくなってしまいました。
今週末 長崎の吉宗で 茶碗蒸しを食べながら
店員の動きに注目している不審なオンナが
いたら、ワタシかもしれませんぜ。


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