部下や仲間や家族など、つまり自分以外のダレかが、
あなたの期待通りに動いてくれなくてガッカリしたりイライラしてしまったこと、
ありますよね。
今日はそんなお困りのご貴兄に、ワタシが留学していた音楽大学流の
“他者に的確に動いてもらう方法”をご紹介しましょう。
■ 方法その1:スコア(譜面)をビッチビチに書いて指示する
「正確な演奏」を求めるときに有効な手段です。
音符は一種の言語ですから、細かいニュアンスはさておき
正しい情報を伝えることはできます。
また、いつ誰が演奏しても同じ音楽が再現できる、という利点もありますね。
数多くのミュージシャンを輩出している同校では、
プロの“動く側”になるために、指示通り的確に演奏するための
トレーニングもありました。
ワタシが受けていた「プログレ」というクラスでは、
“Yes”や“KANSAS”“Rush”などの曲のスコアをいきなり渡されて演奏する
という荒業が行われていました。
■ 方法その2:アクションと口楽器
スコアだけでは伝えきれないグルーヴ感やイメージを伝えたいとき、
はたまたスコアを読めない(共通言語を持たない)相手に指示を出すときに
使う手段です。
アクションとは、ロックの人が曲の最後にジャンプしてジャンッ!て終わるアレや
“James Brown”がキメのポイントごとに踊りで指示だしをしているアレです。
口楽器とは、楽器の音色を模して唄って伝えるものです。
ヒューマンビートボックスに近いことをしたりします。
こちらも、「ボーカル向け、バックバンドに譜面を使わずに意図を伝える方法」
みたいな授業があったと記憶しています。
でもね。
いくらテクニックを駆使しても、“パッション”だけは伝わらないんです。
これはもう、日ごろの“信頼感”とか“想い”とかそういうものが関係するようです。
信頼できる仲間とだったら、何の合図がなくても一緒に盛り上がれるし、
ちょっとくらいへくっても、それを補ってあまりあるパワーを出せるんですよね。
あと大切なのは、“相手の音を良く聴く”ということ。
これって音楽に限らずすべてのジャンルの“他者に的確に動いてもらう方法”
に通ずることなんじゃないかしらん、というエエ話し落ちでした。
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