「あなたの仕事は何ですか?」
はっきり言おう、この手の質問は苦手だ。なぜか?答えは簡単、「一言で表現できる仕事をしていないから」。一番近い表現は“なんでも屋”だろうか。

社会人になって、いくつかの会社でいろいろな仕事を経験してきたが、振り返ってみても、決まった業務をする仕事に就いたことがない。事務職は当然のこと、簿記が少しばかりわかるってだけで、ある会社の経理をやった。決算3回もやればベテランさん。ビデオやコマーシャルの制作会社で働いていたことがイメージさせるのか、イベントやセミナーでは水を得た魚のよう(笑)。特別、お祭り大好きっ子ってわけじゃないのに、必ず担当になる。またあるときは、ある会社の解散手続きとほぼ同時に新会社設立という“手続き命”的な仕事もした。

何でもできそうに見えるのか、それともその逆か、そういう星の下なのか、いつもたどり着くところは“なんでも屋”なのだ。事実、アイティメディアでも、あーんなことやこーんなこともやっている。腰が落ち着かないみたいだが、私にとっては非常に面白い役どころなのだ。

ここまで書くと、なんだか何でもできるすごい人みたいだが、私は不器用だ。世あたり上手でもなく、賢くもなく、何かを貫き通すほどの情熱もない。とても中途半端だ。そんな私がブログを書くことになった。立派なことも難しいことも書けないが、不安定な私の目線で見えるものをさら~っと書いてみることにする。だから最初に言っておこう。「私は不器用です」と。

(つまらんことを書いても大目に見てくれと言っているんですよ、おわかりかな)

小島 貴香子

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