こんにちアローハ、生きざま番長 鈴木麻紀です。

先日、東京タワーに行ってきました。
東京に住んでいると、東京タワーに行く機会が逆に減ったりするものですが、
年越しのカウントダウン※1や、仕事が早く終わった日の余興などで行くと、案外楽しい場所なのです※2

※1 今年は開催されなかったそうですが、年越しの瞬間に大展望台横の表示が新しい年のものになり、その年の数の風船が飛ばされます。記念のピンズも販売されるのよ。
※2 タクシーで「ワタシをあそこに連れてって」と東京タワーを指差すと、たいがいの運転手さんは“まかせとけ”という顔をしてくれます。 

 

いつもは夜の大展望台から東京を睥睨(へいげい)するばかりだったで、
今回は趣向を変えて昼のタワー、しかも1.2階のフットタウンを中心に攻めることにしました。

Image249

東京カレーラボ
今回の目的の1つ。
小山薫堂さんプロデュース、東京カリ~番長がメニュー開発をしたと聞いて、同じ“番長”として見過ごすわけにはいきません。
アーモンドチキンカレーとダブルミンチカレーのあいがけをいただきました。
とっても美味しかったんだけど、値段設定がちょっと高いかな。
残念ながら空き席が多く、同じ番長として(シツコイ)ちょっと残念。

 


●東京おみやげたうん

そこはまるで昭和の観光地。
東京タワーに関係あるものないものが、“とにかくたくさん”置かれていました。
なぜか新撰組や一万円札グッズが多いのが不思議です。
300万円札ライターやてんとう虫型時計などに心を奪われるも、そのあまりのカオスぶりに気力も奪われ、何も買えないダメ番長。

おみやげの洪水にちょっと疲れちゃったんだけど、本番はこれからです。
気を取り直して、東京タワー2大エンタメスペースに、いざ突撃!

 

東京タワー水族館
これは水族館なのか? ペットショップなのか?

そこは“水族館”という予想をうらぎる異世界。見渡す限りの水槽、水槽、また水槽。それもペットショップの普通の水槽と同じ(ような)ものです。よく見ると、魚の名前の横に値段も書かれています。

とにかく“たくさん”の水槽にギッチギチに入れられた、“たくさん”の灰色や茶色の魚やうつぼのようなもの※3が、グモグモとのどを膨らませながらユルユルとワタシを見ている。
その姿は、(たぶん)ペットショップでチワワやプードルの子犬が檻の中から「遊んで!遊んで!」と甘えるのと同種のものなのだろうけれど、あまりの予想外に貧血になって番長ギブアップ。

ここの館長はスンゴイお魚好きなんだろうなぁ。
好きなものをたくさん! な感じがあふれていました。
番長は、その「好き×たくさん」にやられてしまいましたが、お魚好きの方にとってはパラダイスだと思います。

※3 観賞魚だそうです。900種、5万匹もいるんだって。

 


●蝋人形館

もしかしたら20年ぶりぐらいかもしれない。
確か歴史上の人物やマリリンモンローなどの、ちょっと不気味な蝋人形が展示されている場所だったと思いながら歩き、やっぱり記憶どおりだったとうなづく……。

甘いぞ番長!

ガンジーや向井千秋さんのその先には、パラダイスがありました。その名も「インロック」。世界中の蝋人形館の中で唯一ココだけだという、ロックミュージシャンの蝋人形だけをあつめたコーナーです。

いやはや、その内容がすごいのなんのって。
入り口こそビートルズの4人※4で始まりましたが、中はミーやハーやキャーには分からないコア~な世界です。ロックスターとその人に関連する品物の数々※5が、これでもかと展示されているのですが、そのロックスターがマニアックすぎてワタシには半分ぐらいしか分からなかった。その分かった半分もキース・エマーソンやジェスロ・タルだというぐらいだから、ほかのレベルも想像がつくってぇもんです。

出口を出ると、ジャーマン・ロック&プログレ専門CDショップが。蝋人形を見て気に入った音楽があったら買いましょう、ということでしょうか。品ぞろえはこんな感じです。天下の東京タワーの一角を、自分の好きなもので埋め尽くした館長の心意気にエールを送りつつ、その日3度目の貧血で目の前がグルグルした番長でした。

※4 1500万円もする貴重なものだった 
※5 来日時にホテルで呑んだジンの酒瓶とか。オークションで買ったのかな?

 

お魚といいロックスターといい、東京タワーの足元にあったのは“だって好きなんだもん”の精神。
どんなにマニアックなものでも、心底それにほれ込んで突き抜けてしまえば、ちゃんと人にも認められるし商売としても成立するんだね。それも東京のシンボルの中で。
館長たちの過剰な情に、ちょっとうらやましさを覚えた春の1日でした。
(情あたり?で、翌日 寝込んだけどね)

 

さてさて。
2005年9月より続けてまいりました、「ボクらの生きざまSHOW!」。
いよいよ、本エントリーをもって、終了です。

毎週、ワタシたちのヨタ話を読んでくださった皆さん、
コメントやトラックバックを寄せてくださった皆さん、
月曜日のコラムを書いて下さったキャリアコンサルタントの皆さん。
そして、生きざまをさらしてくれた生きざまファイブのみんな。

皆さん、本当にありがとうございました。

ばんちょ~はエンタープライズ・メディア事業部に異動し、
この「ITmedia オルタナティブ・ブログ」の事務局を担当することになりました。

これからは、今までとは違う役割でこのオルタナティブ・ブログを浮遊します※6
いままで本当にありがとうございました。
そして、これからも どうぞ宜しくお願いいたします。

またね。

Image258    
※6 事務局ブログを新しく立ち上げようかなー、なんて策略中。
 
 
2008年6月追記:
「事務局ブログ」はじめました。
オルタナティブ・ブログ内外のニュースや、番長節をつらつらとつづっております。読みに来てくれると嬉しいです。

事務局ブログ
 

 

鈴木 麻紀

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でITエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介してきました。
本日は最終回。どんなつぶやきが聞こえてくるでしょう……
 
*****
 
先日、終電を逃しタクシーで家路を急いだところ、話し好きな運転手さんに遭遇し、タクシー業界の状況について、いろいろとお話を伺いました。
 
その中で一番驚いたのが、トラブルへの対処方法です。日々さまざまなことが起きるそうですが、基本的には運転手さんだけで判断せず、状況をタクシー会社の本部に正確に報告し、対応の判断を委ねるそうです。一歩間違えば訴訟ざたになることもあるため、日々神経を尖らせているのですね。
 
私の子どものころの夢は、タクシードライバーになることでしたが、実際に話を伺い、自分がタクシードライバーという仕事について想像できていたのはごく一部だったなと思いました。
 
転職活動においても情報収集を基にした想像力が大事だと感じています。上記の話を知らずにタクシードライバーになった方と、知ったうえでなる方では、以後の働き方に違いが出ますよね。これはITエンジニアが未経験の職種にキャリアチェンジするときにも当てはまることではないでしょうか。
 
最近、転職希望者の皆さんにお会いしていて、もっと想像力を活躍させて! と感じる事があります。例えばコンサルタント職についてです。コンサルタントと聞いて皆さんは何を想像するでしょうか。顧客の経営に提言する立場としてクールなイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実際には地道で泥臭い面のある仕事です。情報が不足していると、想像がわかないこともあるかもしれません。もちろんこのような情報の少なさを補うのが、われわれエージェントの仕事だと思っております。
 
自分が働く姿を想像し転職活動を行えば、より良い転職先を選べるのではないでしょうか。皆さんも、多くのソースから情報を取り入れ、取捨選択いただければと思います。私もより多くの情報を皆さんに提供できるよう、勉強に励みます。
 
 
 
                          リーベル   石川 聡
 
 
 
*****
 
“想像”がいきすぎて、“妄想”になって
あげくの果てに“暴走”しちゃったりして。
 
番長、日々 暴走中。
 
 
                    生きざま番長 鈴木麻紀
 
 
※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちハレルヤ、生きざま番長 鈴木麻紀です。
 
突然ですが、お知らせです。
2008年3月31日を持ちまして、当「ボクらの生きざまSHOW!」を終了することになりました。理由はね、私 鈴木麻紀が部署異動するからです。
※ 過去ログは4月1日以降も、ご覧いただけます。
 
2005年9月7日より約2年半、ワタシたちの何だかなぁな生きざまにおつきあいいただき、ありがとうございました。皆さまの暖かいコメントや厳しいツッコミのおかげで、とても楽しい生きざまライフを送ることができました。

ワタシたちの生きざまを読んでくれた皆さん、ありがとう。
そして、ワタシのワガママにつきあって生きざまをさらしてくれた生きざまファイブのみんな、ありがとう。

みんなみんな、ありがとね。

鈴木 麻紀

青年時代初期と比べて、あまりに増えすぎた体重を戻すため、今年からジョギングをはじめました。

走り始めた当初は、「何分走ったか?」を意識していましたが、走り慣れてきた最近は「限られた時間内で、どれぐらいの距離を走ったのか?」を自分自身のバロメーターにしたいと思うようになりました。

ただ、私が走っているコースは、日々思いつきで決めるコースなので、キロ標識などあるはずもなく、看板に書かれてある距離表示や道路にある標識を参考にするしかありません。

「走行距離を測るいいツールは無いか?」と探していたら、キョリ測というサイトを見つけました。

このサイトでは地図上に細かくポイントを付けていき、目的地までの距離を測ることができる上、消費カロリーまで算出してくれる面白い機能があります。

早速計測したのですが、意外と距離を走っていないことがわかりました。せいぜい5キロから10キロぐらい。

何か小学校の通学距離のほうが長かった気がする。ふと、そんなことが頭を過ぎりました。

キョリ測で調べると、私の通学距離はこんな感じでした。
小学生のとき片道2.3キロを徒歩で通学
中学生のとき片道3.1キロを自転車で通学
高校生のとき片道6.6キロを徒歩と自転車で通学(間に電車10キロぐらい)

小学校の頃、学校まで遠い印象があったけど、意外と近いことを知り、高校生の頃は部活動抜きで、毎日往復13キロも徒歩と自転車で移動していたことを知った。
高校生の頃の私と、駅から徒歩5分以内の家を、必須条件として探し続けていた昨年の私は本当に同一人物なのだろうか……

キョリ測
http://www.mapion.co.jp/route/

平岡 健

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でITエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介します。
さてさて、本日の“つぶやき”は……
 
*****
 
「言葉(ことば)の壁」と聞くと、一般的には外国語を、
IT業界では未経験の開発言語をイメージするかもしれません。
しかし、今回私が申し上げたいのは、どんな業種・職種にも
多かれ少なかれ業界用語や社内用語というのがあり、
本来私たちが何げなく使っている日本語にも、言葉の壁を
感じるケースがあるというお話です。
 
こうした「仕事上の言葉の壁」は、キャリアチェンジ転職の
場合に最も顕著です。
IT業界内の転職であっても、コンサルティング会社はシステム
インテグレーターやソフトハウスと比べて独特の用語法
(言い回し)があるといわれています。
実際、転職後に戸惑ったという話も聞きます。
 
人材紹介業界でも当然、業界用語や社内用語が存在します。
例えば弊社を含む複数の会社で共通して使われている言葉の
1つに「サウンド(sound)」という言葉があります。
どういう意味かお分かりでしょうか。
 
私がこの業界に入った直後、何人かの社員が社内で
「サウンドよろしく」「了解」
とやりとりしていました。当初は意味が分からず
「サウンド? 音がどうした?」と思っていたのですが、
soundには「打診する」という意味があり、要するに求人案件への
紹介を志望される転職希望者を、企業に応募・打診することでした。
 
また、私は前職が公務員なので、民間に転職して初めて使う
ようになった(=お役所では使わなかった)語彙(ごい)に
「弊社」と「新卒」があります。
新卒ピカピカの社会人1年生と同じように入社直後は電話ですぐ
「ヘイシャ」の語が出てこなかったのは今では笑い話ですが、
お役所は新規学卒者と若い民間企業経験者の採用を区別して
いないことから、厳格に「新卒」「中途」を区別する民間企業の
採用スタンスに最初は戸惑ったものです(笑)。
 
最後に、この春に転職が決まっている(内定している)方にお願いです。
これまでの私の経験では、入社が決まると安心してだらけてしまう方が
少なくないのですが、入社後に「言葉の壁」で戸惑わないためにも、
新しい会社で必要となる業務知識など、予習は怠らないでくださいね!
 
 
 
           ロード・インターナショナル   山本 直治
 
 
 
*****
 
ということは。
「Sound of Silence」は無言の打診?
カッチカチになりながら書類を差し出す エンジニアの姿を想像しちゃった。
 
People talking without speaking~♪
 
 
                    生きざま番長 鈴木麻紀
 
 
※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちワオーン! ガルルが好きな生きざま番長 鈴木麻紀です。

遅ればせながら読ませていただきました、「SEからコンサルタントになる方法」
システム開発にかかわらず、仕事をする上で必要な目線や意識が分かりやすく書かれていて、とーても勉強になる1冊でした。

さて、タイトルの件です。
この本にも書かれていましたが、コンサルタントの世界は実力勝負、
その報酬は「Up or Out(アップ オア アウト)」なぁんて言われますね。
で、ワタシが気になるのは、そのアウトしちゃった人。
その人たちは いったいドコに行くのでしょう?

あぁ、気になる。
コンサルタントの皆さん、教えてクダサイナ。

「皆さんの周りの“アウト”した人は、その後どうなりましたか?」

鈴木 麻紀

先日、友人のブログを読んでいると、とてもステキな話を紹介していました。
ドイツの哲学者 アルトゥル・ショーペンハウアーが残した寓話を元に、
心理学者のフロイトが考えたお話の『ヤマアラシのジレンマ』。

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とても寒い冬の日、ヤマアラシの2匹はあまりの寒さに凍えていた。
自然と近づき合うヤマアラシたち。

しかしヤマアラシは、体中にとげがある。
身体を強く寄せ合うと、とげが刺さりあって、こころも、体も痛む。


ゆっくり離れる、2匹のヤマアラシ。


寒さと寂しさが、己の孤独をより一層、際立たせる。

それでもまた、互いに歩み寄り、そして傷つき、また離れる。

そうして2匹は何度も痛みと孤独を覚え、傷つきながらも
「互いの距離感」を最後には見つけた。
ようやく傷つき合わずに寄り添うことができるようになったのだ。

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人との距離感なんて、考えたことがなかった。
近づけば近づくほどよいと思っていた。
それに気が付けずに、どれだけ大事なものを失くしたのだろう。

そんなことを思いながら、電車から外を眺めていたら、
満開に近いさくらの木を見つけました。
五反田~大崎の間です。
もう、春なんですね。

中村 有紀

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でITエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介します。
さてさて、本日の“つぶやき”は……
 
*****
 
私の名刺には携帯電話の番号が記されており、転職希望者に
「いつでもお気軽にご連絡ください」と言ってお渡ししています。
この携帯電話への連絡ですが、不思議なことに、なぜか夜お酒を
飲んでいるときにいただくことが多いので、おちおち酔っぱらっても
いられません。
 
酔っぱらってはいけない場面がある一方、お酒は良好な人間関係を
築くのに役立つこともあります。
 
例えば、転職したとき。
入社後しばらくの間、転職先の社員と接しても表情が硬くなっていたのが、
歓迎会で一緒にお酒を飲んでいるうちに一挙に打ち解けた関係を築くこと
ができた、などの経験がある方も多いのではないでしょうか。
 
また、会社内ではなかなか言えない意見や不満などを、飲み屋で一気に
まくしたてて英気を養う(?)というジャパニーズ・サラリーマン文化を
継承されている方もいらっしゃいますよね。
お酒を飲むことはもちろん業務ではありませんが、会社生活を送る中で、
切り離せないものではないかと勝手に考えています。
 
ITエンジニアにも営業力やネゴシエーション能力は必要です。
お客さまとお酒をくみ交わす機会があると、それ以降距離感が縮まったり、
本音や重要な情報を提供してくれたりすることもあります。
お客さまやパートナー会社とのリレーションの一環として、お酒の席に
誘ってみるのもときにはよいかと思います。
 
転職の相談に来られる方、キャリアコンサルタントを1度お酒に誘って
みてはいかがですか。本音がバンバン飛び出るかもしれませんよ。
 
 
 
                      イムカ   山田 二朗
 
 
 
*****
 
ワタシは逆に、基本 お客さまとはアルコールを共にしない主義です。
 
なぜなら、アルコールが入ったときのワタシは とっても魅力的で、
その魅力に負けて お客様がバンバン契約してくれちゃったりするから。
個人の魅力ではなく、実力で勝負したいの~。
 
なんてのは、ウソです。
正解は「ワタシの酒の呑み方は、ガラが悪い」から。
迷惑かけちゃ いけないもんね。
 
 
                    生きざま番長 鈴木麻紀
 
 
※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

はじめまして。先日丸の内ファイブにデビューしました大西に続き、
本日デビューさせていただきました、境野(さかいの)と申します。
実は私、いまさらながらですがブログを書くのははじめてです。
ついつい「ばんちょ~」におだてられ、登場することになりました。
(どうやら私はおだてにかなり弱いらしい。)
以後、よろしくお願いいたします。
 
先日、ひょんなことから、私の父(70歳を超えている)にいざという
ときに使ってもらうよう持たせている携帯電話が古くなったので、
機種変更をしてきました。
メールなどはまったくせず、何かあったときの緊急連絡用ですので、
とにかく電話さえできればいい。
そこでいわゆる、文字が大きく操作が簡単な、お年寄りにも優しい
機種に変更です。
文字は大きく見やすく、電話は3件までボタン登録ができ、これは
よさそう。
実際に操作してみて目新しく映ったのが、「電話をかける」「メール
を送る」「音量を変更する」など、操作画面の表示がすべて「do」な
のです。
これなら、「○○設定」など携帯を使ったことのない父にとって訳の
解らない言葉がならんでおらず、使いやすいかもしれませんね。
 
このやさしい携帯、ショップの方いわく、高年齢の方だけでなくいろ
いろな方が購入されるとか。そして人気があるそうで、在庫薄との
こと。
 
普段、携帯電話は新機種、新機能に目が行きがちですが、あらためて
なるほどな~と思ったできごとでした。

お父さん、携帯、ちゃんといざというときに使ってね。

境野 美央

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でITエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介します。
さてさて、本日の“つぶやき”は……
 
*****
 
昨年7月に、パパになりました。
 
慌ただしい仕事の合間を縫ってではありますが、妻の計らいで育児にも
参加させてもらっています。直接の世話は妻が中心なので、私はさながら
「後方支援」という感じで、食器洗いや風呂掃除など雑務に奔走しています。
妻が娘をこちらに向けて、「パパ偉いね~、ありがとね~」とお褒めの
言葉をかけてくれるので、ついつい気分よく頑張ってしまいます。
 
最近、30歳前後の女性エンジニアやWebクリエイターから、将来のキャリア
プランについて相談を頂くことが多くなりました。皆さん時間に追われる
ような状態で、出産や育児と業務を両立できるか不安に感じ、忙しくない
職業への転職や正社員以外の雇用形態で働くなど、働き方を変えなくては
いけないのではないかと悩まれている様子です。
 
もちろん時間に余裕がある仕事にすれば、育児に使える時間は相対的に
増えるでしょう。しかし、それによって仕事に対するモチベーションを
失ってしまえば、自分自身の成長ややりがいを得ることが難しくなり、
かえって生活のバランスを崩してしまうケースもあります。
 
こんな相談を受けたときは、まずその方が人生で何を大切にしたいのか
「こうありたい自分」をイメージしてもらいます。「こうありたい」自分の
イメージがクリアになってくると未来に向けての活力が生まれます。
さらにご家族や周囲の力を借りながら頑張れば、それが忙しい仕事であっても
十分に両立できると考えられることがあるからです。
 
妻は7月に職場復帰の予定。
仕事と家庭の両立を念頭に置いて、子どもの成長をともに分かち合えるように
するなど、少しずつ私を育児モードにしていこうと工夫しています。
その姿を見て、私の存在を彼女のキャリアプランを実現するためのリソースと
して活用する
、これもアイデアなのかなと感心しきりです。
 
 
 
                                  アデコ   高野 和幸
 
 
 
*****
 
育児って 超長期プロジェクト。
 
Daily、Weeklyでのタスクを洗い出し、
メンバーアサインとタスク分担、
起こりうるリスクの想定と対処法を検討し
PDCAで運営していく、と。
 
うーん。案ずるより産むがやすし、かも。
 
 
                    生きざま番長 鈴木麻紀
 
 
※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

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鈴木麻紀と丸の内ファイブ

鈴木麻紀と丸の内ファイブ

アイティメディアで、スキル/キャリア関連サービスを企画・運営しているチーム。

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