最近のAndroidの動向を整理してみた
Googleの携帯向けOSの動きが最近あわただしくなってきたような気がしています。その辺の動きを整理してみたいと思います。
2月16日にスペインで開催された「Mobile World Congress」 2009半導体メーカーFreescaleが、来四半期にGoogleの「Android」向けチップセットも提供する計画明らかになっています。AndroidのOSを搭載したネットブックが今年の夏に登場しそうです。
RBB Todayの2月22日の「台湾ASUSTeK、ミニノートにAndroid採用か?」を読むと、ASUSが提供するEee PCにGoogleのAndroidを搭載することを検討中ということです。
Googleは2月20日に、Android Marketにて有料アプリケーションの提供を開始しています。これまではiPhoneの「App Store」が先行していましたが、有料アプリケーションが提供されるようになれば、多くの開発者がアプリケーションを開発し、提供するようになり、魅力的なアプリケーションが増えることになるでしょう。さらに、ビジネス向けのアプリケーションが提供されるようになれば、さらに利用の範囲は広がっていくことになるでしょう。
これまで、Android搭載の携帯端末は、T-Mobileだけでしたが、2月21日に、シンガポールにて「HTC Dream」が発売されました。アジアでのAndroid携帯は初のようです。
また、日本においては、2月16日にアプリックスが、iアプリをiPhoneやAndroid向けに自動変換する技術開発したことを発表しています(@IT関連記事)。
NTTドコモは2009年にAndroid搭載の携帯端末を発売することを明らかにしています。米Google日本法人のジョン・ラーゲリンモバイルビジネス統括部長も今年の近いうちに日本語対応すると明言しています。ジョン氏は日本の携帯文化とAndroidの融合やいいとこ取りをすることによって、日本のユーザにも喜んでもらえるという趣旨の発言をしており、どのように融合していくのかが注目されます。
欧米、そしてアジアへとAndroid搭載の「グーグルフォン」の普及が進みつつあり、日本の登場が、市場にどのようなインパクトを与えるのか楽しみです。
「グーグルフォン」の動きがあるので、今、SH-04やBlackBerry Boldを購入しようかどうか非常に悩んでいるところです。