坂本史郎の【朝メール】より:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 坂本史郎の【朝メール】より

ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

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おはようございます。

玄関をでると涼しい空気が。空も高く気持ちいい季節になってきました。
今朝はいつもの草むらのクモ、2匹いたのですが、片方はお亡くなりに。
狂い咲きのアジサイもがんばっている。生命というもののプロセスを感じました。

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「火星人でも何でも、宇宙人が現れてくれたらいいのに...」

外交官だった父は昔から良く言っていました。その理由を聞くと明快でした。

「同じ人間が地球上でいがみ合っている。
  宇宙人が出てくれば人類はひとつにまとまれるのになぁ」

聞いていてその通りだと思っていました。

確かに歴史的にもそうですね。日本でも、各地域で争いあっていた。
それが、外国と争うようになると一つにまとまっていく。

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人は共通の敵があると一つにまとまりやすいのです。

海の上の小さな島。そこを巡る国同士の争い。
リーダーが自国のまとまりのために世論をあおる。
領土問題で敵を作るのは、リーダーシップを強固にする効果があります。

様々に出てくる競合製品。市場を巡る会社同士の争い。
リーダーが自社のまとまりのために競合を意識させる。
競合品を意識するのは会社としてのまとまりを強固にする効果があります。

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共通の敵を作ってまとまって行動することには快感があります。
お互いに共通の目標がある。自分達の仲間とともに頑張る。目標を達成する。

そこに仮想敵があると、とてもやりやすいわけですね。
だから戦争や競争のような場が必要なのです。

同質なものが微妙に異質なものを見つけてそこから排除しようとする。
さらに異質なものがくれば、微妙な違いは消えて、そのさらに異質なものを排除しようとする。
スケールは違えど、いじめから、競合から、領土問題から、戦争まで同じ心理です。

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サッカーのワールドカップや野球のWBCなどは楽しいですよね。
同じ国の知らない人たちと一緒に喜んだり悔しがったり。あるいは高校野球や国体。
これも地域に根ざした競いあいです。

ナショナリズムやローカリズムをあおって、共通の敵を創り出して、まとまり感を楽しむ。
スポーツはいわば擬似的な戦争。ただ一定のルールの下に平和的にやるので歓迎です。

そういう意味では「宇宙人」が現れたら人類は一丸となって頑張れるわけです。
そのときには領土問題なんか単なる境界線のことになっていく。

人はそんなおろかな性質を持っているものだと思うのです。

最終的には宇宙戦争ではなく大宇宙スポーツ大会のようなものがウェルカムですね(^^)

Shiro Sakamoto

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坂本 史郎

坂本 史郎

e-Janネットワークス株式会社 代表取締役。
東レ、バージニア大学MBA、IT企業創業とユニークな経歴。コミュニケーションデバイスと組織の理想形を追い求める。

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