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あるいはファシリテーションが得意なコンサルタントによるノウハウとか失敗とか教訓とか

「仕事術」カテゴリーの投稿

僕は議論を仕切るプロなので、「どうやったら良い議論をリードできるか」について関心がある。良い会議をリードできる人(ファシリテーター)をどう育成するかについてもずっと考えてきた。 でもリード以前に、議論...

ウチの会社のWebサイトの事例紹介コーナーに、三井製糖さんでのプロジェクト事例が載った。社名より「赤いスプーン印のお砂糖の袋」を思い出してもらったほうが早いかもしれない。日本一のお砂糖屋さんである。 ...

要件定義が終わったはずなのに、仕様が凍結されたはずなのに、後から後から変更が繰り返されるシステム構築プロジェクトはよくある。変更が入ると一度作ったものを壊して作りなおす訳だから、時間もお金もかかる。 ...

★オレンジジューステストとは?オレンジジューステストをご存知だろうか。デザイナーでもシステムコンサルタントでも髪結いでもいいのだが、サービス提供者が真にプロフェッショナルかどうかを見極めるための方法だ...

ホウレンソウ(報告連絡相談)が大事、という話は、ほとんどのビジネスパーソンが大好きだ。分かりやすいし、実際、これが出来ないから仕事を任せられないケースは多いから。 でも、「どんだけやればいいのか?」と...

★おばちゃん的コミュニケーション最近、僕が圧倒的に好きなブログはコンビニの店長さんが書いている「24時間残念営業」だ。どんなプロのライターよりもいい。才能に嫉妬する。たまにアニメの話?がディープすぎて...

★システム構築の最初にして最大の難関システム構築をする際の要件定義は難しい。一度決めたはずの要件が、プロジェクトが進むに従って何度も変更される。 要件はシステムの大もと(そもそも何を作りたいのか?)な...

こないだ新入社員に「今、不足だと感じているスキルは何?」と聞いてみたら、面白い事を言っていた。現状調査のやり方が分からない。例えば、いまやっている帳票の現状調査の場合だと、「今、この部署で、この帳票を...

★腹の中が分からない人と議論出来る? 「あの人、結局何が言いたいんだろう?」「賛成か反対か、最後までわからなかった」「脇道にばっかりそれて。決める気あるのかな?」「本当に悩ましい。でも決めないといけな...

★プロジェクトにおける組織的な引き継ぎ前回、引き継ぎをちゃんとやらないヤツはダメダメだ、と書いた。さらに言えば、引き継ぎをきちんと計画しない会社はもっとダメダメなので、お付き合いしない方がいい。 大規...

最初に僕のスタンスをハッキリさせておきたい。引き継ぎをちゃんとやらないヤツは、ビジネスパーソンとしてダメダメだ。いくらそれっぽい仕事をしてきたとしても、全く評価できない。引き継ぎを軽視する会社/組織も...

★小澤征爾の天才性 「ボクの音楽武者修行」という本を少し前に読んだ。世界的に有名な指揮者の小澤征爾さんの若き日のエッセイというか、世界挑戦の記録である。 この本、面白いのだが、期待していた波瀾万丈はな...

誰もが、盛り上がらない会議、寒い会議に出たことがあると思う。なんかの方針を伝達する、報告するための会議なのであれば、活発な意見交換がなくてもOKなこともある。そういう場合は、沢山の人の時間を拘束する会...

この記事で言いたいことは一つしかない。 「今、説明している箇所を指でさせ」 僕は今まで何度も何度も何度も、人にこれを言ってきた。でも、やらない人がとても多い。なぜやらないのかとても不思議だ。(面倒くさ...

オルタナトークのお題は「あなたの野望は?」。空野さんと高木さんのブログには「パパは大きくなったら何になりたいの?」という子供の問いかけについて。困りますよね、こういうの。 ちょっと話がズレますけど、僕...

お客さんと話をしていて、自社の会議にまつわる悩み(というより愚痴)を聞くことは良くあるが、「結論が出ないまま、なんとなく終わる」と並んで多いのが、 「時間どおりに終わらない。夜まで延々やる」 という事...

★Before「プレゼンテーションZEN」 これは今から7年前に、僕が講演で使ったスライドだ。当時は「ファシリテーション」という概念が今ほど一般的ではなかったけれども、僕らは実践を通じて大事さを感じて...

仕事で想像力が大事だとよく言われる。僕は想像力のなかでも、「憑依力」が特に重要なんじゃないかと思っている。憑依。だれか他の人になりきることである。 ★コミュ力の大半は憑依力なんじゃないか?コミュニケー...

新入社員研修のピークはそろそろ過ぎただろうか。製造業の場合は工場実習などをやっている頃か。ソフトウェア業界の場合だと研修が長いので、まだまだ真っ最中だろう。 春ということも手伝ってか、研修で偉い人の話...

★個人用名刺名刺って費用対効果が高いツールだと思う。数千円しかかからない割に、色々伝えられるものがある。僕はサラリーマンなので当然「会社支給の普通の名刺」も持っているけど、「本とかブログとか書いてるの...

★聴くの、得意ですか?人の話をきちんと聴くことは難しい。「理解すること」、「適切に相槌を打つこと」、「本音を引き出すこと」が難しい、と言っているのではない。単に、相手が言っていることを、そのままいった...

★リスペクトという価値観ウチの会社では社員が持つべき価値観(Core Value)をいくつか掲げている。Honesty(誠実であれ)とかTake Initiative(主体的であれ)とか、基本的なこと...

ブログを書き始めて1年たった。今まで生涯で一度も日記を書いたことがない僕としては良くやった。褒めてつかわす。と言っても、せいぜい70回程度アップしただけなので、毎日書く方からすると、チョロチョロである...

★「あ、そうかもしれませんね」プロジェクトでの検討会議が終わった後、お客さんや最近入社した同僚からよく言われることがある。 「白川さんは議論の途中で意見を変えるんですね?こだわりってものはないんですか...

実は「叱る」という言い方はしっくりこないのだが、指摘(フィードバック)は良くするので、それについて心がけていることをリストアップしておく。 【1】自分のことは棚に上げる僕は時間管理が苦手である。もっと...

★500ページのマニュアルはアリかナシか業務とシステムのマニュアルをどう作るか議論していたときの会話。 僕: 「で、結局どれくらいのボリュームになるの?」同僚:「見積もった結果、500ページになります...

1年ほど前に「日経システムズ」に寄稿した、「プロジェクトで人をどう育成するか」というテーマの原稿を再録します。掲載した際は、僕の力不足で規程の文字数をオーバーしてしまい、編集の方にずいぶん削っていただ...

前回、ファシリテーションを会社で活用する上でのハードルについて書いた。今日はその続編として、ハードルを下げてチャレンジしやすくする方法について。 ★つまり「ファシリテーターやります!」がツライそういう...

★ファシリテーションの浸透ファシリテーションについては「どんなものか」「有効性」については知られてきていて、本もたくさん出ている。今一度ファシリテーションについて定義しておくと、「チームワークがうまく...

★新入社員は誰も分かっていない僕がつとめる会社(ケンブリッジ)での「オーナーシップ」という考え方は、どうやら一種独特らしい。新入社員が入ってきて、プロジェクトで仕事を始めると、ほぼ必ず戸惑いがあるよう...

★でかい字のプレゼン高橋メソッドとは、一言で言うと「巨大な文字だけをつかってプレゼンのスライドを作る方法」である。考案者の高橋征義さんがWebサイトで解説もしているし、高橋メソッドを紹介するためのプレ...

★そこ、品質そんなにあげなくて良いよ突然だが、あなたは自分の上司に「そこの品質はそんなにあげなくて良いよ」と言われた経験があるだろうか。そんなこと、言われた経験がない人の方が多いのかも、と昨日風呂に入...

★今日は、ずいぶん前にツイートした、師匠であるワインバーグへの感謝を込めた即興連ツイを転載する。僕の対人関係やプレゼンテーションは、彼のおかげでがらりと変わりました。 ワインバーグの魔法(1) 僕は8...

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プロフィール

白川 克

白川 克

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズのコンサルタント
ファシリテーションを使ってプロジェクトを成功させるのが得意。

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