何をやればいいか分かる時と、分からない時がある。 なぜやるのか分かる時と、分からない時がある。 図にすると、こうなる。 いま向き合っている仕事が、この4象限のどこなのかによって、必要なリーダーシップと...
ウチの会社のWebサイトの事例紹介コーナーに、三井製糖さんでのプロジェクト事例が載った。社名より「赤いスプーン印のお砂糖の袋」を思い出してもらったほうが早いかもしれない。日本一のお砂糖屋さんである。 ...
要件定義が終わったはずなのに、仕様が凍結されたはずなのに、後から後から変更が繰り返されるシステム構築プロジェクトはよくある。変更が入ると一度作ったものを壊して作りなおす訳だから、時間もお金もかかる。 ...
★システム構築の最初にして最大の難関システム構築をする際の要件定義は難しい。一度決めたはずの要件が、プロジェクトが進むに従って何度も変更される。 要件はシステムの大もと(そもそも何を作りたいのか?)な...
祝日の月曜日、首都圏では久しぶりに大雪が降った。インフラも人間側の装備も雪を想定していないから、たまに降ると混乱するのはある程度しょうがない。そうは言っても翌火曜は普通に仕事に行かなければ。しかたない...
★「採用基準」はリーダーシップの本「採用基準」という本を買ってから、著者が有名な匿名ブロガーのちきりんさんの中の人らしい、という噂を聞いた。まあ、聞いてなくても内容読めば気づいたとは思うけど。 さて、...
★プロジェクトにおける組織的な引き継ぎ前回、引き継ぎをちゃんとやらないヤツはダメダメだ、と書いた。さらに言えば、引き継ぎをきちんと計画しない会社はもっとダメダメなので、お付き合いしない方がいい。 大規...
最初に僕のスタンスをハッキリさせておきたい。引き継ぎをちゃんとやらないヤツは、ビジネスパーソンとしてダメダメだ。いくらそれっぽい仕事をしてきたとしても、全く評価できない。引き継ぎを軽視する会社/組織も...
★費用対効果分析プロジェクトを仕事にしていると、会社にとっての大きな決断のタイミングにお付き合いすることが多い。というか、その決断をベストな決断にすることこそが、コンサルタントの仕事と言ってもいい。会...
「偉い人には分からんのですよ」は、サラリーマン漫画からガンダムに至るまで、おなじみのセリフである。 このセリフの背景としては2種類ある。 ・自分が現場にいた頃と環境が変わったことを、偉い人が理解してい...
★リスペクトという価値観ウチの会社では社員が持つべき価値観(Core Value)をいくつか掲げている。Honesty(誠実であれ)とかTake Initiative(主体的であれ)とか、基本的なこと...
★腎臓の病気学生時代に2ヶ月ほど入院していたことがある。学園祭の委員をやっていて、色々無茶をしたら過労で急性腎炎という病気になってしまったのだ。簡単に言えば、腎臓は血液を濾過しておしっこを作る臓器であ...
★セミナーでは色紙を上げてもらったり。職業柄、年に何度かはセミナーでプレゼンテーションをする。一方的にペラペラ話す方が楽なんだけど、それだとなんだか居心地が悪くなってくる。僕が本質的にプレゼンターでは...
★スタバの話氷で薄くなってしまうのがイヤなので、スタバでアイスコーヒーを頼む時は氷すくなめにしてもらう。すると60%くらいの確率で「その分、コーヒーを増やしますか?」と聞いてくれる。知ってました?むち...
特許庁のプロジェクトが中断になりそうな件が関心を集めている。僕も気になっている。僕は社会人1年生の時から「失敗プロジェクトの事例研究」を細々やっているし、失敗原因が技術的なことより要件定義に関すること...
前回の「業務切り替えの山崩し、あるいはプロジェクトを段階稼動させる理由」の続き。以下、4つに稼動を分けた場合に、各ステージがどんな特徴を持つのかについて説明していく。なお、システムが全く絡まない稼動(...
★「稼動」はプロジェクトの華新しいWebサイトがオープンする、古い経理システムが新システムに切り替わる、といったシステムの稼動はドキドキするし、ワクワクするし、ビクビクする。システムに限らず「業務手順...
実は「叱る」という言い方はしっくりこないのだが、指摘(フィードバック)は良くするので、それについて心がけていることをリストアップしておく。 【1】自分のことは棚に上げる僕は時間管理が苦手である。もっと...
★センスという言葉を使うのは、逃げかもしれない 良いもの、凄い人、うまくいっていることについて、「センスがあるから」と言っても、それは何も説明したことにはならない。例えば「イチローはバッティングセンス...
1年ほど前に「日経システムズ」に寄稿した、「プロジェクトで人をどう育成するか」というテーマの原稿を再録します。掲載した際は、僕の力不足で規程の文字数をオーバーしてしまい、編集の方にずいぶん削っていただ...
★新入社員は誰も分かっていない僕がつとめる会社(ケンブリッジ)での「オーナーシップ」という考え方は、どうやら一種独特らしい。新入社員が入ってきて、プロジェクトで仕事を始めると、ほぼ必ず戸惑いがあるよう...
★そこ、品質そんなにあげなくて良いよ突然だが、あなたは自分の上司に「そこの品質はそんなにあげなくて良いよ」と言われた経験があるだろうか。そんなこと、言われた経験がない人の方が多いのかも、と昨日風呂に入...
前回、CP(コンティンジェンシー・プラン)、つまり不測の事態への対応方法をあらかじめ考えておくこと、について書いた。今日は改めて、CPを検討するときに毎回議論になるポイントを備忘的に列挙していく。 【...
★不測時対応計画(コンティンジェンシープラン)とは? プロジェクトもいよいよ佳境に入ってくると、くそ忙しい合間をぬって、コンティンジェンシープランをプロジェクトのコアメンバーみんなで作る。舌をかみそう...
★ロードレースってみたことあります?多くの日本人の目がナデシコに奪われている横で、僕はどっちかというとツール・ド・フランスを毎晩見ていた。世界最大の自転車ロードレースである。この大会を7連覇したランス...
★よく、合宿します。プランニングの一番最初の工程を「Concept Framing」と呼んでいる。ここでのメインイベントは、前回書いたエグゼクティブ・インタビューの他に、もう一つある。プロジェクトの立...
★大企業の役員という人種大企業の役員という人たちは独特なコミュニケーションスタイルを持っているもので、最初にお話したときに少しとまどったのを憶えている。典型的なコミュニケーションスタイルを挙げてみよう...
前回(風呂敷は広げて、畳め。あるいは僕の唯一のフレームワーク)の続き。なぜこの作戦が有効か。 ★80・20を意思決定に組み込める80・20(エイティ・トゥエンティ)とは、「売り上げの80%は、全商品ラ...
★プロジェクトプランを立てるのが仕事このブログのテーマは、プロジェクトをどうやったら大成功させられるか、ということ(しばらく南三陸の話に浮気してましたが)。言うまでもないけれども、プロジェクトの成否は...
前回、One Team(主客一体)の大事さについて書いた。以前セミナーでこのことを話したら、参加者の方から「そりゃぁOne Teamは理想だけど、どうやったらそんな事ができるのか?」と質問をいただいた...
★キュレーションの時代と千利休佐々木俊尚さんの「キュレーションの時代」を読んだ。キーワード検索では入手情報や趣向がタコツボ化してしまうが、キュレーターの視座にチェックインすることで、新たな世界が広がる...
★プロジェクトマネージャーの悪夢プロジェクトを管理していて一番怖いのは、積み上げてきたプロジェクト成果が実はクズだと判明すること。例えば、完成しているハズのプログラムが実はバグだらけで、使い物にならな...
★えっ、ファシリテーターって中立なの?「ファシリテーション」「ファシリテーター」という言葉はそろそろ市民権を得たと言って良いかと思う。大きな本屋に行けば、ちょっとしたファシリテーションコーナーまである...
前回、ヤバイぞアンテナについて書きました。その続編。 ★ヤバイぞアンテナの限界ヤバイぞアンテナは、プロジェクトを成功に導く有効な武器なのだが、大きな欠点がある。それは「ヤバさ」を共有するのが難しいこと...
★プロに必須のコンピテンシー何かを見たり聞いたりした瞬間、「ヤバッ」と思えること。これはどんな領域であれ、プロフェッショナルとして成果を出すためにはとても大事な能力。例えばマルコム・グラッドウェルは『...
★沖縄で自転車乗ってきました。先日の連休はケンブリッジのチャリ部で(といっても3人だけ)、沖縄で自転車に乗ってきた。海風が突風レベルでこけそうになったり、ブルベというイベントで200km走ったり、ヘル...
★「君、才能ある?」僕の大学の師匠は女の人で、旦那さんは別の大学の建築学教授なのだが、結構強烈な人だった。ご自宅に遊びに行ったときのこと。連れていった建築学科の友人に、開口一番「君、才能ある?」と聞い...
★プロジェクトでは意思決定をしまくる「事務の生産性を30%アップしよう」でも「SAPの導入プロジェクト」でもいい。なんかしら企業を変革するプロジェクトを想像してみて欲しい。あなたがそういうプロジェクト...
こんにちは。ケンブリッジという会社でコンサルタントをしている白川です。プロジェクトを楽しく成功させるために、ファシリテーションを活用するノウハウをミッチリと書いていきます。よろしくおつきあい下さい。 ...
» このブログのTOP
» オルタナティブ・ブログTOP