人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

月曜日の朝、「休んじゃおうかな」と悪魔のささやきが聞こえる
ときがありますよね。
私もたまにそのささやきと戦いながら会社へ向かいます。
では、なぜ私はそのささやきに負けないか?

「仕事は消えてなくならないから」

うちの会社でも時々メンバーから「おなかが痛くてお休みを……」
と電話がかかってきます。
それは構わないのです。おなかが痛いのは耐えられないですから。

メンバーはみんなそれぞれのポジションで、責任を持って業務に
対応しているはずなので、
「具合が悪い日があっても、本人が帳尻合わせているんだろうな」
と理解をしており、「ではお大事にね」と明るく伝えるだけです。
その後、本人が関係者に連絡したり滞りないよう応急処置をする
だろう、と期待しています。

でも困ったことに、お休みすると「自分の仕事が消えてなくなる」
と思っている人がいるようです。

実際には、仕事がなくなっているのではなく、やるはずだった仕事
を切り捨てたり、雑になったり、ほかの誰かが対応したりしてくれ
ているのではないでしょうか?
皆さんは自分の仕事に責任を持っていますか?

私はささやきに負けません。
なぜ負けないか。1日休んだだけで、後日いつもの倍の対応をしな
ければいけない面倒くささ……。そして、私の担当転職希望者も、
きっと私からの連絡を待っているはず!(うぬぼれ)

もちろん息抜きは絶対に必要です。休みもたまにはいいでしょう。
人間ですから。
でも仕事のできるあなたなら、うまく帳尻を合わせていますよね?



ベインキャリージャパン(旧 ウェブドゥジャパン) 鳥居 可奈恵

*****

自分の仕事に責任を持っていますか?。

この言葉に、グッときました。
誰かがやってくれる、と思ったら仕事はいつまでも上達しない。
自分の仕事は自分でする、何かトラブルがあったら自分でケツを持つ。
そんな気持ちをいつも忘れないようにしなければ、と心のフンドシを
キュキュキューッと締めなおしました。

あら。ケツだのフンドシだの例えがお下品ね、ワタシったら。



                     生きざま番長 鈴木麻紀

※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

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